2009年11月10日 (火)

通信くさぶえ 417号

農家に対する戸別所得補償について・・・(つづき)

 見終わった感想は率直に言って、なんだか本質を誤魔化されているような気がしました。自給率を50%台にしていこうとする姿勢は評価できると思います。しかしながら、今まで紆余曲折しながら複雑化してきた農業問題を場当たり的に対処するのは不可能なことだと思います。どう改革しようとも、どんなに良い政策でもどこかにその歪みや負担が出来るように思います。それでも、より多くの国民に納得してもらいながら改革していくためには、「100年の計」を示すことが必要なんじゃないかな、と思います。日本の農業をどうしていきたいのか、どう守っていきたいのか。長期的なビジョンを示して欲しいと思います。

 戸別所得補償が進んでいるフランスでは、農地の大規模化を進めながら農業の効率化を進めていく一方で、中山間地などの小さな農業についても保護政策を行い、多角的に自国の農業を保護していると紹介されていました。しかし、農地の大規模化を進める中で、農家数は3分の1に減少していて驚きました。その辺りについては詳しくは触れられていませんでした。小規模農家や有機農家にはどのような保護政策が行われているのか、もっと知りたくなりました。

 実際に農業に携わる自分自身にとっては、今後の戸別所得補償の展開によって野菜はどうなっていくのか。有機農業はどう位置付けられていくのか、有機農家にはどういう影響があるのかなど、関心があります。しかし、現時点では分からないことやあいまいな点の方が多いです。

 今後の展開をしっかりと見守っていきたいと思っています。(おわり)

最低気温がマイナスとなる日が多くなってきました。

 11月3日は昨夕から降り出した雪が少し積もりました。周りの山々は紅葉していて、その下の畑は白く染まっているという、なかなかお目にかかることが出来ない素敵な景色でした。気温は-4.6℃まで下がり、徐々にではなく、急激に冷え込んだため、畑の野菜たちもダメージが大きく、今週お届けする小松菜や水菜も葉が白くなってしまったところもあります。見た目は悪くなりましたが、甘さは強くなっていると思います。

 それ以降も昼間は陽がさして暖かいのですが、朝晩は冷え込んで、最低気温がマイナスとなる日が多くなってきました。いよいよ冬目前といった気配です。

今年もお米をお分けします。

 今年は全体の収量は少なめでしたが、調整の結果、お客様にお分け出来る分はコシヒカリ4俵(240kg)ほどと、昨年よりは多めに用意することが出来ました。

 今年分について改めて希望をとらせていただきたいと思います。量に限りがあるため、希望を募った後でこちらで調整させていただく場合もあります。ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。

 連絡は、メール、FAX、電話にて受け付けております。それでは連絡をお待ちしております。

天日干しコシヒカリ 500円/kg
(床土に市販培土を使用した以外は、無農薬・無化学肥料栽培しました。)

 玄米か白米かをお選びください。1~3kgはお野菜の宅配に入れてお届けできます。それ以上は5kgか10kgで申し込んでいただき、別便(別途送料、箱代として800円かかります)で送らせていただきます。

通信くさぶえ 417号

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2009年11月 4日 (水)

通信くさぶえ 416号

初雪です。

 日曜日の雨の後、寒さが厳しくなり、2日(月)の夕方から降りだした雨が雪に変わりました。初雪です。降ってもほんの少しなので、雪はすぐに消えてしまうと思いますが、いよいよ寒い季節になってきました。寒さは厳しくなっていきますが、その中で野菜は甘みを増していきます。

 今年は、この時期にカリフラワーやブロッコリーを多くのお客様にお届けしています。この時期に収穫するために、7月から少しずつずらしながら種子を播いて、育苗ハウス内で育てたものを畑に植え付けてきました。毎年、高温期の育苗があまり上手くいかなかったのですが、今年は育苗ハウス全体に虫よけネットを張ったところ、野菜の苗を食べる虫たちの侵入を防ぐことに効果があり、おかげで良い苗をたくさん作ることが出来ました。

 関東以西では冬場に旬を迎えますが、くさぶえ農園では寒さが厳しくて、もうすぐ終わりになります。あと少しですが、寒くなってきて甘味の増してきたカリフラワーやブロッコリーをお楽しみください。

農家に対する戸別所得補償について・・・(つづき)

 前号では、戸別所得補償によって生産量を上げようとする農家にも減反制度という足かせがあり、本制度の効果に疑問が残るという指摘を紹介しました。

 また、小泉改革では意欲のある大規模農家などの認定農業者に支援を集中してきましたが、今回の戸別所得補償は販売農家一律に平等に保障をするというもので、今までの方針を転換することにもなります。

 番組では、もう既に今まで農地を貸していた人たちが、農地を貸さずに自分で作る動きが出てきたことを紹介していました。そのため、農地の集約化、大規模化によって生産性を高めようとしてきた農家の動きに対して、ブレーキがかかり始めたところも出てきたということです。農業の効率化と戸別所得保障は両立できるのか、という問いに対して大臣の答えは歯切れが悪いものでした。

 そして、価格維持をしながら、所得補償を税金で行うとなると、消費者が価格下落の恩恵を受けられない。それをどう説明するのか、という質問は時間切れで終わってしまいました。(つづく)

スズメバチがたくさん獲れました!

 畑の脇の木にスズメバチの巣を見つけて、危ないので駆除を頼もうと思ったのですが、2万円はかかると言われました。そこで、本で見たトラップを試してみることにしました。側面に切れ込みを入れて窓を作ったペットボトルを用意して、酢:砂糖:焼酎を1:2:1の割合で混ぜたものを入れて、木の枝に吊り下げてみました。

 すると、入るわ、入るわで2週間ほどで400匹は獲れたのではないでしょうか?獲れたスズメバチを写真のように焼酎漬けにしました。1年ほど置いておき、少しずつ飲むと疲労回復や高血圧の改善の効果があり、虫刺されやハチに刺された場合にも患部に塗ると効果があるそうです。巣の方も放棄されたようで、ホッとしました。

News416

 

今週からクール便から普通便へ切り替えます。そのため、クール代300円(1箱当たり)がかからなくなります。

通信くさぶえ 416号

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2009年10月28日 (水)

通信くさぶえ 415号

初霜が降りました。

 先週21日、気温は2度まで下がり、平年より5日遅く、初霜が降りました。最近は朝も5時台はまだ暗くて、早朝作業が減ってきましたし、夕方も5時を過ぎると寒いし、暗くなるし、もうすぐ冬が来ることを肌で感じています。畑では秋冬野菜が大きく育ってきています。周りの木々は少しずつ色づき始め、稲刈りが終わった田んぼが増えてきて、その遠方には山腹が紅葉に彩られた浅間山を見ることができます。

 これからタマネギの植え付け、ハウスに水菜やレタスの植え付けをしていきます。11月に入ると、冬の間の野菜を貯蔵する作業が始まっていきます。

水菜や壬生菜をお届けしていきます。

 水菜は、鍋物や漬け物、炒め物、サラダなどに幅広く利用されている京野菜です。壬生菜は水菜の変種で、関西では水菜より壬生菜の方が好まれると聞いています。どちらも同じような食べ方が出来ます。露地の水菜や壬生菜が大きくなってきました。いろいろとご活用ください。葉がしんなりしていたら、一度冷水に漬けて、パリッとさせてから調理してみてください。

農家に対する戸別所得補償について・・・

 先日、NHKのクローズアップ現代で農家に対する戸別所得補償について取り上げていました。なかなか全容が明らかになってこない本制度ですが、興味深く見ていると、国谷アナウンサーと赤松農林水産大臣の話がかみ合っていなかったので、通信で取り上げてみようと思いました。

 戸別所得補償は、民主党が農業再生の切り札として全国の稲作農家を所得補償しようというものです。来年度成立を目指して、3,400億円の予算を計上しています。本制度を将来的には野菜などの他の農業や漁業にも広げていく考えのようです。

 フランスなどでは既に農業政策の中心となってきた制度ですが、民主党の言うように日本の農業が再生する、本当にそんな夢のような話が実現できるのでしょうか?

 番組では本制度についてその背景を説明しながら、問題点を3つ提起していました。

 

 近年、日本のコメ政策は1970年から始まった減反政策が行き詰まってきました。さらに、1990年代にコメ取引の自由化が始まると、米価が下がり続け、60kg当たり23,607円(1993年)からおよそ3分の2の16,099円(2008年)になっていきました。

 戸別所得補償という考え方は、農産物の貿易の自由化を背景として生まれてきました。今までの減反を行って生産調整をして、農産物を高値に設定し、農家の収入を確保するという価格支持政策から、貿易の自由化による価格下落の損失を農家に直接補償しようという直接支払制度へ大きく転換しようというものです。

 しかし、減反制度は維持しながら戸別所得補償を行うということなので、その目的や効果があいまいになるのではないか、と指摘されていました。規模拡大をして生産効率を上げていき、生産量を増やしていこうとする農家にも減反制度は適用されてくるということです。(つづく)

通信くさぶえ 415号

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2009年10月20日 (火)

通信くさぶえ 414号

短い秋の空気を楽しんでいます。

 台風の後、時々小雨がぱらつくこともありますが、気持ちよく晴れた日が続いています。少しずつ山の木々も色付き始めています。こういう時は畑にいると本当に気持ち良くて、収穫しているサツマイモやカボチャが豊作ということもあって、畑作業がとても楽しい今日この頃です。

 今年のカボチャは4種類作りました。昨年に引き続き、ミニカボチャの「坊ちゃん」と栗カボチャの「九重栗」、そして貯蔵性が良く、皮が白い、「白い九重栗」と「白爵」の2種類を新たに作ってみました。少しずつお届けしていきますので楽しみにしていてください。

News414
収穫した今年のカボチャたちです。手前が坊ちゃん(右の3つ)と九重栗(左)、後ろにあるのが白い九重栗(右)と白爵(左)です。

旬をおいしく  サツマイモ・ビーツ

 サツマイモのこんな食べ方はいかがでしょうか?朝食などのパンのお供にもなりますよ。ビーツも大きいものが出来ています。ポタージュにすると食べやすいです。

サツマイモのバター炒め

材料

 サツマイモ 1本
 バター 大さじ1~2
 塩 少々

作り方

  1. サツマイモは7~8mm角の拍子切りにする。
  2. フライパンを熱してバターを溶かし、①のサツマイモを入れて軽く炒め、蓋をして弱火で蒸し煮にする。
  3. サツマイモに火が通ったら、塩を入れて味を調えて出来上がり。サツマイモに少し焦げ目が付くくらいが美味しい。

ビーツのスープ(4人分)

材料

 ビーツ 中2個
 ジャガイモ 1個
 タマネギ 1/2個
 油 大さじ1/2
 スープ 3~3・1/2カップ
 ローリエ 小1枚
 塩 小さじ2/3
 コショウ 少々
 生クリーム 少々

作り方

  1. ビーツは皮を薄くむき、薄切りにする、まな板はぬらしておくと、赤く染まらない。
  2. ジャガイモは皮をむき、薄切りにし、ざるに取る。水をかけて表面のデンプンとアクを落とす。タマネギはみじん切りにする。
  3. 鍋で油を熱し、タマネギを炒める。しんなりしたらビーツ、ジャガイモを加え、スープを注ぎ、ローリエを加えて柔らかく煮る。
  4. ビーツ1~2枚を浮き実用に取り、ローリエを除き、ざるで具とスープに分ける。
  5. 具はフードプロセッサーに1~2分かけてなめらかにする。スープと合わせて鍋に戻して温め、塩、コショウで味を調える。取りおいたビーツは3~4mm角に切り、浮き実にし、生クリーム少々を落とす。

■スープは、時間があれば鶏ガラでとると美味しいです。コンソメスープの素などで代用も出来ます。

(「あずみのの食卓12か月」 久松 育子より)
通信くさぶえ 414号

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2009年10月14日 (水)

通信くさぶえ 413号

台風の被害はありませんでした。

 8日に本州に上陸し長野県も縦断していった台風18号ですが、くさぶえ農園では「本当にこの程度なの?」と疑うほど風もなく通り過ぎていってくれました。長野県内では南信地方でリンゴが落ちるなどの被害が大きかったようですが、台風が予想よりも南寄りに県内を通過していったため、農園では被害を受けずに済みました。進路の東側に強風をもたらし、西側では比較的風も強くないという台風の特徴がありますが、まさにその通りでした。当初の予想通りに長野県の西側を通過していたら、あるいは農園でも強風が吹き、被害が大きかったかもしれません。台風の進路などは運としか言いようがなく、改めて自然の脅威を感じました。

 台風が去って、冷たい空気を運んできました。もうそろそろ初霜の季節です。

稲刈りをしました。

 台風一過の週末に稲刈りをしました。今年は稲の生育期に日照不足だったこともあり、例年よりも収量が減りそうです。ご希望の方にお分けする分があるかどうか、正直心配なところです。何れにしろ、脱穀して精米してみないと正確な収量は分かりませんので、お分けする分があるようでしたら、通信でお知らせしていきたいと思います。よろしくお願いします。

 今年は周りの田んぼでは、稲が倒伏している所が多く見られました。日照不足のせいで稲が肥料分を土壌中からうまく吸えなかったために、稲の生育が不十分で倒れやすくなったのではないか、と近くの農家さんから聞きました。

 くさぶえ農園の田んぼでは倒伏している稲はありませんでした。それは、日照不足のために光合成能力が低く、稲で作られる炭水化物量は少量でしたが、有機栽培では肥料の炭水化物量が多いため、稲はそれを吸収することで少ない炭水化物を補っていくことが出来るそうです。そのため、日照不足でも倒れにくい丈夫な稲に育つことが出来たのだと思います。

 難しい話ですが、有機農業にはそういった利点があることを実感出来た出来事でした。

News413
はざに架けられた稲は、約3週間天日に干します。その後、脱穀して精米して、やっと僕たちの口に入ります。新米が楽しみです。

サツマイモを掘り終わりました!

 なんとか今年は初霜の前にサツマイモを全部掘り終えることが出来ました。サツマイモは霜に弱く、霜に当たると葉が黒変してしまい、それがひどくなるとイモの中まで黒くなってきてしまうため、霜の時期を見ながら収穫作業に追われてしまいます。

 前にも書きましたが、今年はサツマイモは豊作で、掘り終えてみて改めてそのことが実感出来ました。残っているサツマイモは「なると金時」だけですが、これからしばらくの間はサツマイモを楽しめそうです。

通信くさぶえ 413号

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2009年10月 7日 (水)

通信くさぶえ 412号

今度は降り過ぎです・・・。

 前号で「雨が降ってほしい」と書いたところ、かなりまとまった雨が降ってくれて、ホッとしました。畑の野菜たちも雨水を喉を鳴らして飲んでいるように見えました。晩秋から冬にかけてお届けするキャベツや白菜たちも大きく育ってきています。9月の初めに撮影したキャベツと白菜を、現在の生育状況と比べてみると大きくなったのがよく分かります。写真が小さいし白黒なのでちょっと分かりにくいかもしれませんが、左側2枚が9月4日撮影で、右側2枚が10月4日撮影です。

News412

 ところが、雨はなかなか降り止ます、今度は小麦やタマネギなどの畑の準備が思うように進みません。あれだけ「雨が降ってほしい」と思っていたのに、今度は「いい加減晴れないかな」と思っています。人間なんて勝手なものですね。今週は台風18号が接近し大雨になる可能性も出てきました。大きな被害が出なければいいのですが。雨が降ったら降ったで心配はつきません。

冬のハウスの準備に追われています。

 春から今まで、ハウスではトマトやキュウリ、大根、カブなどを作ってきましたが、これからは冬場の葉物野菜(小松菜、ホーレンソウ、水菜など)を栽培していきます。今までの作物を片付け、肥料を撒き、種子を播いたり、苗を植え付けたりする準備に追われています。夏が終わり、短い秋が駆け足で通り過ぎようとしている中、冬支度の準備が既に始まっています。

通信くさぶえ 412号

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2009年9月30日 (水)

通信くさぶえ 411号

葉物野菜がいろいろ出来てきました。

 夏野菜もそろそろ終わりを迎えてきて、畑では小松菜、チンゲンサイ、からし菜などの葉物野菜が育ってきました。その他にも大根やブロッコリー、カリフラワーなども大きくなってきています。

 去年の今頃は、小松菜とチンゲンサイに白さび病が出てしまいましたが、今年は白さび病に耐性のある品種を栽培しています。雨が降らない今年の天候のおかげもあるのでしょうが、今年の小松菜もチンゲンサイも病気が出ずに元気に育ってくれました。これらの品種は耐病性というだけでなく、暑い時期にも強い、耐暑性もあるので、生育がとても揃っています。改めて品種の選定の大事さを感じました。

雨が降りません・・・。

News411

 お盆頃から雨が降りません。それまでは降りすぎて困っていましたが、今度は降らなくて困っています。おかげで今年の子供たちの運動会は天気についてはほとんど心配することがありませんでしたが、野菜たちにとっては深刻な事態です。

 長野地方気象台によると、8月11日~9月17日までの軽井沢の降水量は29ミリで平年の13%でした。アメダス地点で佐久は16.5ミリと平年の9%で、県内の観測地点中で最低値でした。

 周りの農家さんも毎日のように畑に水を撒いています。くさぶえ農園でも、畑に種を播いたり、苗を植えたりしながら畑に水を撒いています。この時期にこんなに水やりをしなければいけないのは初めてです。

 今週は雨が少しは降りそうです。期待しています。

旬をおいしく  サツマイモ

 今週からサツマイモは、紫芋の「パープルスウィートロード」から「なると金時」に代わっていきます。秋の味覚を楽しんでください。焼き芋や蒸かし芋はもちろん美味しいですが、サツマイモはドレッシングやマヨネーズと意外に合いますので、サラダにしてみても美味しいです。お試しください。

 からし菜やシュンギクを加えてみたり、ドレッシングの風味もいろいろとアレンジしてみたり出来ると思います。紫芋の「パープルスウィートロード」を使うと色合いが素敵です。

サツマイモのサラダ(4人分)

材料

 蒸したサツマイモ 2本
  塩 少々
 紫タマネギ 小1個
 ドレッシング
  オリーブ油 大さじ3 ワインビネガー 大さじ1
  白ワイン 大さじ1
  塩 小さじ1/2
  コショウ 少々
 青ジソ 少々

作り方

  1. サツマイモは皮をむいて、7mm厚さに切り、塩を振る。
  2. 紫タマネギは2つ割りにして薄く切り、ドレッシングをかけてしんなりさせる。
  3. サツマイモとタマネギを合わせ、器に盛って、せん切りにした青ジソを散らす。
(「あずみのの食卓12か月」 久松 育子より)
通信くさぶえ 411号

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2009年9月24日 (木)

通信くさぶえ 410号

「スーパー雑草」、知ってますか?(つづき)

 前回、「スーパー雑草」はアメリカでも深刻な問題になっていることを紹介しましたが、アメリカ南東部ではこの5年間で「スーパー雑草」の被害地域が2,800倍に広がっているそうです。自社製の除草剤ラウンドアップに耐性をもつ遺伝子組み換え作物をセットで開発、販売しているモンサント社では、複数の除草剤を使用することでこの問題を克服しようとしていますが、カリフォルニアでは4種類の除草剤が効かない「スーパー雑草」が出現してきています。

 それではどうすればいいのか?番組では雑草防除に対して「考え方を変えていく」として、植物を使った総合防除について紹介していました。

 つくば市の中央農業総合研究センターでは、トウモロコシの間にクローバーを播くと、クローバーは草丈が低くて横に広がるので、クローバーを利用して雑草を抑えることを試みていました。トウモロコシの収量を維持しなければならない、などまだまだ課題はありますが、一つの方向性を示してくれていると思いました。

 「スーパー雑草」が各地に出現してこれほど問題になってきているとは知りませんでした。また、この問題を解決するためには更に強力な農薬を開発することが必要なのではなく、作物の適地適作を心がけて、農薬だけに頼らずに、植物などを利用して総合的に雑草を防除しようという考え方には共感できるものがありました。

 くさぶえ農園では、農薬を使用していないので、農薬に耐性を持った「スーパー雑草」はもちろん出てきません。でも、農薬や除草剤を使わないからこそ、雑草との付き合い方が重要になってきます。くさぶえ農園でも雑草対策についていろいろと考えていきたいと思います。

間引き大根をお届けします。

 8月初めに播いた大根が大きくなってきました。夏大根は病気や生理障害が出やすいのですが、今年は仲間の有機農家から勧められた「YRてんぐ」という夏播きに適した品種を試してみました。今のところ生育は順調で、まずは少し大きめの間引き大根をお届けしたいと思います。この時期の大根は辛くなりがちですが、このところの干ばつのせいか辛みが強いようです。辛い大根の好きな方にはうってつけですが、辛いのが苦手な方は加熱調理して召し上がってください。辛みがとれると思います。

News410

キュウリやトマトがそろそろ終わりです。

 朝晩はめっきり寒くなってきて、雨も降らないこともあり、露地のキュウリがなかなか大きくならず、曲がったキュウリや尻太りのキュウリが増えてきています。もうそろそろ今シーズンのキュウリは終わりそうです。また、トマトも赤くなるのが遅くなってきて、裂果も増えてきています。なるべく割れのひどくないトマトをお届けしているのですが、それでも汁が出てしまうものもあるようでご迷惑をおかけしています。

 それでも、キュウリもトマトも「なごり」を楽しんでいただこうと思い、少し形の悪いキュウリや割れのひどくないトマトもお届けさせていただきます。ご理解いただければ有り難いです。

通信くさぶえ 410号

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2009年9月15日 (火)

通信くさぶえ 409号

「スーパー雑草」、知ってますか?

 9月7日放送の「クローズアップ現代」で、除草剤が効かない「スーパー雑草」が各地で急増している問題を取り上げていました。宮城県では、オモダカが「スーパー雑草」として繁茂している水田が年々広がってきていて、そこでは稲の収量が2割程度減っているそうです。除草剤は雑草の酵素に作用して生育を妨げますが、このオモダカは酵素が変異して、除草剤が全く効きません。

 その原因として二つ挙げられていました。農家は除草という大変な労働から解放され、効率よく農作業を行うことが出来るため、除草剤の使用が増えていきました。かつては雑草の種類によって幾つもの異なる除草剤を何回も使っていましたが、1960年代にはSU剤という何にでも効く除草剤が開発されました。同じ除草剤を使い続けると、その除草剤に耐性を持つ雑草が現れることは当初から指摘されていたことでした。しかし、消費者の低農薬志向と相まって、農薬を減らすためにもSU剤が普及していったそうです。

 もう一つは、農家の高齢化によって農作業を委託する農家が増える中で、トラクターの共有化が進み、田んぼから田んぼへと移動するトラクターが、雑草の種子や根を運んでいるという指摘がされていました。

 「スーパー雑草」は、世界一の穀物輸出国であるアメリカでも深刻な事態になっているそうです。遺伝子組み換え大豆を大規模に栽培している農家では、強力な除草剤を使用して農作業の効率を高めてきましたが、除草剤の効かない雑草がまん延してきて「コストと手間で収益が25%減った」そうです。

 「スーパー雑草」が広がってきている現状は、非常に多くの問題に関わっていて興味深く見ることが出来ました。次回以降に引き続き紹介したいと考えています。

(つづく)

紫イモ「パープルスウィートロード」をお届けします。

 いよいよサツマイモの季節がやってきました。今年もくさぶえ農園では紫イモの「パープルスウィートロード」と「鳴門金時」の2品種を栽培しています。まずは、紫イモからお届けしていきたいと思います。「パープルスウィートロード」は、アントシアニンの含有量が高く、食味の良い紫イモです。

 今年のような冷夏には、夏野菜の出来が良くありませんが、そういう年のサツマイモの出来が良いように思います。前にも冷夏の年に同じようなことがありました。サツマイモが救荒作物と云われる所以なのかな、と改めて思っています。

News409

またまたミニニンジンをお届けします。

 5月に播いたニンジンと6月に播いたニンジンがなかなか大きくなりませんでした。5月に播いたニンジンは8月にミニニンジンとしてお届けしましたが、6月播きのニンジンもミニニンジンとしてお届けさせていただきます。

 今季最後の7月に播いたニンジンは天候の回復もあり、生育は順調です。冬にはまるまる太ったニンジンが沢山お届け出来ることを期待しています。

通信くさぶえ 409号

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2009年9月 9日 (水)

通信くさぶえ 408号

もうすっかり秋の気配です。

 このところ、朝晩めっきり冷え込むようになってきました。昼間は残暑が厳しい日もありますが、それでも空気はさわやかで涼しく、秋の気配が感じられます。

 今年は夏の長雨で、秋野菜を栽培する畑の準備が思うように進まず、やむを得ずに降雨後すぐにトラクターで耕転しました。そのため、土の団粒構造を壊してしまい、固まった土がゴロゴロしてしまいました。その後の干ばつで、がちがちになった土は保水性も悪く、葉物野菜などの発芽に影響を与えています。

 それでも、キャベツ、ブロッコリーなどは8月の干ばつにも負けずに大きくなってきています。また、ニンジンも今年は栽培方法を見直したこともあって豊作が期待出来そうです。

 また、夏野菜の生育が遅くなってきて、トマトやキュウリの収量も減ってきています。トマトは熟すまでに時間がかかるようになってきていて、皮の割れが目立ってきました。一方、ナスやピーマン類にはもう少し頑張ってもらいたいと期待しています。

 これから少しずつ、夏野菜から秋野菜へと変わっていきます。小松菜、ホーレンソウなどの葉物野菜や、サツマイモ、大根、カブなどの根菜類が徐々にお届けできると思います。お楽しみに!

News408_1
秋用のキャベツ、ブロッコリー類も順調に生育しています。雨のおかげで急に大きくなってきました。

News408_2
今年の秋用のニンジンはきれいに発芽が揃いました。生育も順調です。

旬をおいしく  ピーマン・カラーピーマン

 普通のピーマンに加えて、カラーピーマンをお届け出来るようになってきました。カラーピーマンは肉厚でジューシーで、彩りも綺麗です。今回はご飯のおかずになるレシピです。手早く炒めてピーマンのシャッキリ感を残すのがポイントです。

ピーマンと鶏肉の味噌炒め(4人分)

材料

 ピーマン(緑、あればカラーピーマンを合わせて) 6個
 鶏もも肉 1枚
 しょう油 大さじ1
 A
  味噌・みりん 各大さじ2
  ハチミツ 大さじ1
 ゴマ油 大さじ2
 塩 少々

作り方

  1. ピーマンは縦半分に切って、へたと種を取って乱切りにする。鶏肉は一口大に切ってしょう油をまぶす。
  2. フライパンにゴマ油大さじ1を熱し、ピーマンを入れて塩をふり、さっと炒めて取り出す。
  3. あいたフライパンにゴマ油大さじ1を足して熱し、鶏肉を入れてこんがりと焼き、Aを加えて炒め合わせ、ピーマンを戻し入れる。
(「毎日の野菜おかず大百科」 家の光協会編より改変)
通信くさぶえ 408号

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2009年9月 2日 (水)

通信くさぶえ 407号

ようやく雨が降りました。

 7月は雨続きで夏野菜の調子が良くなくて、「早く暑い夏よ、来い!」と願っていました。8月に入って、ようやく夏らしい天気になって、これで夏野菜も一安心と思っていました。ところが、今度は雨が全然降らなくなってしまい、畑がからからの状態に・・・。あんなに「雨はもういい」と思っていたのに、今度は「少しでもいいから雨が降らないか」と祈っていました。

 8月は、秋冬野菜のキャベツ、白菜などの植え付けや大根などの種まきを行う時期で、植え付けや種まきをしながら畑にかん水ホースを使って水を撒きました。でも、いくら水を撒いても、やはり雨にはかないません。発芽の際に水分条件に敏感なホーレンソウは発芽が揃わず、播き直しをしました。

 そんな中、先週末からようやく雨が降り出し、ホッとしています。畑の野菜たちも嬉しそうです。野菜だけでなく雑草たちも嬉しそうなのが気になりますが・・・。それにしても、干ばつと大雨が繰り返される傾向が目立つようになってきています。これも温暖化の影響なのでしょうか?

 その中で安定した野菜作りをすることの難しさを感じている今日この頃です。

自由の森学園の夏の体験学習 2009 感想文 PART.5

News407
通信くさぶえ 407号

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2009年8月26日 (水)

通信くさぶえ 406号

今年のトウモロコシ、枝豆について・・・

 この夏は全国的にも冷夏の影響が出ているようで、野菜の値段もかなり上がってきています。くさぶえ農園でも、夏野菜の収量が少なく、皆さんにご迷惑をおかけしています。

 トウモロコシは残りの2/3以上の株が病気になってしまいました。それでも何とか収穫できると思いますが、実が十分に成長できないため、実の入りが悪かったり、実の大きさが小ぶりだったりするものが多いようです。残り僅かですが、夏の味を少しでも楽しんでいただけたら、と思い、お届けさせていただきます。

 くさぶえ農園では、枝豆も夏野菜の定番になってきましたが、こちらも生育に遅れが出ています。それでも、ようやく今週から全員の方にお届け出来そうです。これからお届けする枝豆は、茶豆風味の「湯上り娘」で、茶豆独特の風味を持ち、甘味が強く、美味しい品種です。残暑が厳しい中、枝豆とビールで一杯が止められなくなりそうです。枝豆は9月中頃までお届けできるように作付けしています。これから1ヶ月足らずですが、美味しい枝豆をご賞味ください。

自由の森学園の夏の体験学習 2009 感想文 PART.4

News406
通信くさぶえ 406号

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2009年8月19日 (水)

通信くさぶえ 405号

旬をおいしく  キュウリ (前回のキュウリのQちゃんのレシピに足りない部分がありました。)

 前回の材料の昆布が抜けていました。申し訳ありませんでした。

自家製キュウリのQちゃん(訂正版)

材料

 キュウリ 5~6本
 塩 大さじ1
 漬け汁
  砂糖 大さじ3
  しょう油 50cc
  酢 50cc
  みりん 大さじ1
  ショウガ 1かけ
  昆布 10cm×10cm

作り方

  1. キュウリを厚さ3~5mmぐらいの輪切りにして、大さじ1の塩をまぶし、重石をして一晩漬ける。
  2. 昆布を糸昆布のように細く切り、鍋に漬け汁の材料を全て入れて、絞って水気を切ったキュウリを加えて、煮る。

■昆布の代わりに塩昆布を使ってもいいです。その時は漬け汁の塩気を調節してください。さっぱり味が好みなら、煮る時間は数分でいいです。濃い味が好みなら、少し煮詰めるといいようです。冷蔵庫で1週間くらい保存できます。

自由の森学園の夏の体験学習 2009 感想文 PART.3

News405
通信くさぶえ 405号

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2009年8月13日 (木)

通信くさぶえ 404号

旬をおいしく  キュウリ

 今までお届けしてきたハウス栽培のキュウリが収穫後期を迎えています。少々成り疲れてきて曲がり果や尻太り果が多くなってきました。多少形の悪いキュウリもお届けしますが、漬物などにご利用ください。このキュウリのQちゃんはご飯がいくらでも入ってしまいます。

自家製キュウリのQちゃん

材料

 キュウリ 5~6本
 塩 大さじ1
 漬け汁
  砂糖 大さじ3
  しょう油 50cc
  酢 50cc
  みりん 大さじ1
  ショウガ 1かけ

作り方

  1. キュウリを厚さ3~5mmぐらいの輪切りにして、大さじ1の塩をまぶし、重石をして一晩漬ける。
  2. 鍋に漬け汁の材料を全て入れて、キュウリを煮る。

■昆布の代わりに塩昆布を使ってもいいです。その時は漬け汁の塩気を調節してください。さっぱり味が好みなら、煮る時間は数分でいいです。濃い味が好みなら、少し煮詰めるといいようです。冷蔵庫で1週間くらい保存できます。

自由の森学園の夏の体験学習 2009 感想文 PART.2

News404
通信くさぶえ 404号

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2009年8月 4日 (火)

通信くさぶえ 403号

なかなか夏の暑さがやってきません・・・

 毎日、梅雨のような天気が続いていて、なかなか夏の暑さがやってきません。長野地方気象台によると、7月の軽井沢の日照時間は平年の64%しかありませんでした。全国的にも天候不順で、野菜の価格も上がり出しています。くさぶえ農園でも、なかなか夏野菜に勢いがつかず、収穫量も増えていきません。これもエルニーニョの影響なのでしょうか。それでも1ヶ月予報では、8月の気温は平年並み、日照時間も平年並みということで今後の天候の回復に期待したいと思います。

自由の森学園の夏の体験学習 2009 感想文 PART.1

 今年も自由の森学園の農業体験学習が始まりました。今年は、中学生、高校生合わせて5人が農園にやって来ます。どんな子たちがやってくるのでしょうか?また今年も子供たちからいろいろな刺激を受けたいと思っています。子供たちにも、その子なりにいろいろ受け止めてくれたら、と願っています。

News403

■ニンジンの注文をたくさんいただいたのですが、畑のニンジンの半分以上がこれまでの雨で腐ってしまい、今週以降は注文にお応えすることが出来ません。申し訳ありません。今後もニンジンが豊作の際には改めて注文を募りたいと思いますので、よろしくお願いします。

通信くさぶえ 403号

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2009年7月31日 (金)

通信くさぶえ 402号

タヌキがトウモロコシを食べています・・・

 前号に書きましたが、今年のハウスのトウモロコシは今までにない出来具合なのですが、そのトウモロコシをタヌキに相当食べられてしまいました。夜の間はハウスを閉めていても、ハウスのビニルの裾の下から夜な夜な入り込んで食べ散らかされています。皆さんにお届けする分が減ってしまい、申し訳ありません。悔しい限りです。露地のトウモロコシには、これから周囲にネットを張って、タヌキからの被害が最小限になるようにしたいと考えています。

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向って左側の1畝がタヌキに倒されて食べられたところです。ハウスのトウモロコシの約1/4がやられてしまいました。

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タヌキに食べられたトウモロコシの残骸です。とても悔しい・・・。

旬をおいしく  大豆

 戻り梅雨の影響か、夏野菜が勢いにのって来ず、収量がなかなか上がりません。今回は大豆をお届けしたいと思います。大豆は、必要な量をボウルなどに入れ、熱湯を多めに注ぎ入れて、そのまま2時間置くと戻ります。これが一番簡単な方法のようです。ベークドビーンズはボリュームがあり、おもてなし料理にもいかがでしょうか。お肉類の量は好みで調整してください。

ベークドビーンズ

材料

 大豆 1カップ
 タマネギ 1ヶ
 ニンニク 1かけ
 トマト缶詰 約200g(生ならなおいい)
 チキンスープストック 約2カップ(コンソメの素と水でもOK)
 鶏もも肉 700gぐらい
 ベーコン 2枚
 ソーセージ 6本ぐらい
 ローリエ 1枚
 タイム 少々(あれば、なくてもいい)
 オリーブ油 少々
 塩、コショウ 各少々
 パン粉 1/2カップ

作り方

  1. 大豆はかぶるぐらいの熱湯を入れて2時間置き、もどしておく。
  2. 鍋にオリーブ油を入れて、みじん切りしたニンニク、タマネギを炒める。缶詰のトマトを汁ごと加える。チキンスープストック、ローリエ 、タイム(あれば)を加えて煮る。
  3. ①の大豆を加えて、塩、コショウで味を調える。水の量は豆がひたひたになるぐらいがちょうど良い。
  4. 鶏肉は食べやすい大きさに切り、塩、コショウで下味をつけておく。
  5. フライパンでオリーブ油を熱し、④の鶏肉を色よく焼き目をつける。ベーコン、ソーセージも食べやすい大きさに切り、同様に焼く。
  6. ⑤のベーコンとソーセージを③に加えて混ぜる。これを深めの耐熱皿に入れ、その上に鶏肉を並べる。
  7. ⑥を200度で45分間ほどオーブンで焼く。
  8. パン粉を⑦の上にふりかけ、さらに15分間ほど、パン粉がきつね色に色付くまで焼けば出来上がり。パセリやニンジン葉があれば、ふりかけるときれいです。
通信くさぶえ 402号

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2009年7月22日 (水)

通信くさぶえ 401号

いつもより早くトウモロコシをお届けします!

 トウモロコシは、毎年ご好評をいただいている野菜の一つですが、標高千mのくさぶえ農園では露地栽培のトウモロコシは8月中にしかお届けすることが出来ません。なるべく長い期間、お客様にトウモロコシをお届けしたいとハウス栽培も試みてきましたが、春の低温の影響でなかなか思うように作ることが出来ないでいました。

 今年は、新しい品種を試みたところ、今まで以上に良い出来具合になりました。この時期にしてはトウモロコシの先端まで実入りが良いように思います。初物のトウモロコシの味をお楽しみください。

News401

ニンジンが沢山とれています。ご希望の方にはお分けします!

 ここ2、3年、ニンジンがなかなか思うような出来ではなく、いろいろと試行錯誤を繰り返してきましたが、今年のニンジンは順調な出来具合です。今お届けしているニンジンは、今年4月中旬に種を播いたものです。この時期のニンジンは、寒さと乾燥で発芽が良くなかったり、発芽後の生育が悪かったりして、出来が良くなかったのですが、今年は黒マルチシートを張り、1穴ずつに直播きしていき、そこに不織布をべたがけしました。今年は5月半ばにも寒い日がありましたが、発芽も揃い、順調に生育していき豊作となりました。新しいやり方だったこともあり、ニンジンが予想以上に収穫でき、嬉しい悲鳴を上げているところです。

 そこで、希望者にニンジンをお分けしたいと思います。ニンジンの値段は、1kg 350円です。キロ単位でご注文いただき、1、2kgなら宅配の野菜に一緒に入れさせていただきます。それ以上の量では別箱となり、箱代と送料(800円)がかかります。ご注文をお待ちしております。

旬をおいしく  ニンジン

 我が家で定番のニンジンサラダです。このサラダのポイントは、美味しいニンジンを使うこと。くさぶえ農園のニンジンなら山盛りサラダにしてもペロリです。タマネギは使わないで、ニンジンだけでもOKです。

ニンジンサラダ

材料

 ニンジン 2~3本
 タマネギ 1/2ヶ
 ツナ缶 1/2缶
 A
  サラダ油 大さじ1・1/2
  酢 大さじ1・1/2
  塩・コショウ 適量

作り方

  1. ニンジンはよく洗い、皮むきピーラーを使って全部薄くスライスする。
  2. タマネギも薄くスライスする。
  3. ツナ缶1/2缶は細かくほぐし、Aと合わせてよく混ぜ合わせる。
  4. ③にニンジンとタマネギを加えて、手でよく混ぜ合わせれば出来上がり。
通信くさぶえ 401号

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2009年7月17日 (金)

通信くさぶえ 400号

新ジャガイモをお届けします!

 今週から新ジャガをお届けします。新ジャガならではの風味をお楽しみください。

 今年のジャガイモの生育は良好で、「今年は疫病は出ないんじゃないか」と見ていましたが、このところの大雨と気温の上昇によってか、今年も疫病が出てしまいました。今年はこれまでの経験から、疫病に弱そうな男爵の作付けを止めたり、疫病に強そうなメイクインやシンシアの作付けを増やしたりしてきました。また、疫病が広がり出した所を中心にカキ殻石灰を撒き、被害を最小限に抑えようと試みています。

 そのおかげで昨年よりは疫病の被害も少ないように思います。疫病の被害は、地上部から始まり、次第に地下のイモにまで及んでいき、イモが土の中で腐ってしまいますが、今年はそこまでの被害はないのではないか、と見ています。

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手前のアンデスは病気にかかっていませんが、奥のメイクインから疫病が広がり始めて、隣のキタアカリに広がってきました。

キュウリに勢いがついてきました。

 ようやくキュウリが沢山とれるようになってきました。5月中頃の低温の影響で、最初はなかなか生育のリズムが整わずにいましたが、草丈が高くなり、側枝も沢山伸び始めてきて、1日に40本前後の収穫が出来るようになってきました。どうやらようやく全員にキュウリをお届け出来そうです。

 今年もキュウリは同じ品種を作っています。普通のキュウリの「夏すずみ」と「枝成り王子」、そして普通のキュウリと四葉キュウリをかけ合わせた「シャキット」の3種類です。「シャキット」は、四葉キュウリの歯切れや肉質の良さに、みずみずしさも加わり、サラダでも美味しいし、特に漬物が美味しいです。普通のキュウリと「シャキット」では食味の違いがあり、どちらも捨てがたい美味しさですが、栽培する者としては「シャキット」のウドンコ病などの病気に強く、草勢が強く作り易い点は魅力的です。

 皆さんはどちらのキュウリが好きですか?

ズッキーニも沢山とれています。

 ズッキーニも5月中頃の低温の影響が大きかった作物の一つです。4月末に露地に直播きしたうち、1/3ぐらいが発芽しませんでした。そのため、5月下旬に育苗ハウスで播き直し育苗して補植しました。後から補植したものも生育良好で少しずつ収穫も出来るようになってきました。

 ズッキーニも全員に入れられる収穫量になってきました。ズッキーニは味にくせがなく、油との相性がいいので、炒めたり、焼いたり、フライにしたりといろいろとお楽しみください。生のまま薄くスライスしてサラダに入れても美味しいですよ。

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手前のズッキーニは最初に植えたもので、奥のズッキーニは後から植えたものですが、生育も追いついてきました。
通信くさぶえ 400号

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2009年7月 9日 (木)

通信くさぶえ 399号

くさぶえ農園の土づくり ⑤

 これまで難しい話を続けてきましたが、今回で終わりとしてまとめてみたいと思います。

 くさぶえ農園で取り組んでいる土づくりは、新規就農したばかりの乏しい経験や勘を、土壌分析に基づいた客観的な手法で補っていくものだと捉えています。土壌分析によって、土の状態を把握しながらより良い施肥設計を行うことが出来ると考えています。

 また、「土壌分析を行い、土づくりを行う」というと何か真新しい土づくりを行っていくようなイメージがありますが、実際には、昔から使われている堆肥などを重要視しています。堆肥やボカシ肥などの役割が科学的に位置付けられることで、それらを使う意味がしっかりと理解出来るようになってきたように思います。

 くさぶえ農園の畑の状態は、まだまだ化学的にもバランスを欠いているようですが、数年かけて補正していこうと考えています。これからも勉強していき、その成果を野菜の質の向上につなげていきたいと考えています。

カブについて・・・

 お届けしているカブですが、外から見ると分からないのですが、中を割ってみると黒くなっているものがあるようです。何人かのお客様からご指摘を受けましたが、外からは分からないのでチェックのしようがなく、ご迷惑をおかけしています。

 以前からたまに見られるもので、課題の一つだったのですが、今回いろいろと調べてみたところ、どうやらホウ素欠乏による生理障害のようです。一般的に、日本の土壌ではホウ素とマンガンで要素欠乏を起こしやすいと言われていて、中でも大根やカブはホウ素欠乏を起こしやすい作物と言われています。

 この次にカブをお届けするのは秋以降になってきますが、その栽培にあたってはFTEなどのミネラル資材を使って(通信396号参照)、ホウ素をしっかりと施用していきたいと考えています。

旬をおいしく  大根

 大根を続けてお届けしていますが、暑い時期でもこんな煮物なら箸が進むのではないでしょうか。我が家の定番の煮物を紹介します。

鶏肉と大根の煮物(4人前)

材料

 鶏もも肉 350g
 大根 600g
 ネギ 1/2本
 ショウガ 1かけ
 ニンニク 1かけ
 スープ カップ2~3(中国風スープの素少々+水)
 サラダ油 大さじ1~2
 酒・しょう油 各大さじ2
 砂糖 大さじ1

作り方

  1. 鶏肉は5cm角くらいの大きさに切る。
  2. 大根は2~3cm厚さのいちょう切りにし、軽く面取りをする。
  3. ネギはぶつ切りにし、ショウガとニンニクは薄切りにする。
  4. 中華鍋にサラダ油を熱し、③を炒めて香りを出し、鶏肉を加えて炒め、油を捨てて大根を加え、サッと炒める。
  5. スープを注ぎ、沸騰したら中火にして10分間ほど煮る。酒としょう油、砂糖を加え、味をからめるように10~15分間煮る。
(「きょうの料理」 NHK出版より改変)
通信くさぶえ 399号

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2009年6月29日 (月)

通信くさぶえ 398号

くさぶえ農園の土づくり ④

 先日、農園が始まった頃から野菜を食べていただいているお客様より嬉しい感想が寄せられました。

 「(前略)昨年から野菜の質が一段とアップし、畑を新たに入手されたのかと思っていました。土質改善に取り組んでいらしたのですね。歴然でした。今後も楽しみにしています。この数年ヨーロッパへ出張に行く事が多く野菜の質の高さに驚いていました。土のミネラル分が高いせいだと聞きました。馴染んだ野菜しか食べないのでバラエティーは少ないのですが、こくのある味は飽きる事がありません。(後略)」

 このように土づくりや野菜作りの取り組みを、実際に食べて実感していただくことが一番大事ではないか、と思っています。こういう感想には励まされます。ありがとうございました。

 畑の野菜を見ていても、野菜の生育が少し早くなったように感じています。昔は「有機農業は作物の生育はゆっくりしている」と思っていましたが、しっかりとした土づくりを行うことで化学肥料を使った慣行農業にも負けないような野菜の生育が実現出来るんじゃないか、と思い始めているところです。

 また、生育のムラが少なくなってきたこともあり、同じ株からいくつも収穫するような果菜類などは収穫期間が長くなり、その分、収量が上がってきたようにも感じています。

 もう一つ、その野菜を食べている自分や家族が風邪を引きにくくなったように思えます。野菜の質が上がってきたせいなのか、畑にミネラルの補給を始めたせいなのか、分析したことがないので定かではありませんが、野菜の生育が健全、活発になってきたおかげで、野菜に含まれるミネラル分が増加したり、作物内で作られるビタミン類などが増加したりしているんじゃないか、そんな印象を受けています。皆さんはどう感じていますか?

旬をおいしく  ビーツ

 ビーツが大きくなってきました。ビーツは「飲む輸血」と言われるほどミネラルや糖質が豊富に含まれているそうです。サラダやポタージュにしてみてはいかがでしょうか。

ビーツとジャガイモのサラダ

材料

 ビーツ 2個
 ジャガイモ 3個
 リンゴ 1/2個
 ゆで卵 1個
 A ドレッシング 大さじ3
   タマネギ(みじん切り) 大さじ2
 B サワークリーム 大さじ3
   マヨネーズ 大さじ4
 塩・コショウ 各適量

作り方

  1. ビーツは丸のまま、塩少々を入れてゆでる。大きさにより10~25分、やわらかくゆでる。
  2. ジャガイモは皮付きのまま丸ゆでにする。熱いうちに皮をむき、1cm角に切り、軽く塩、コショウをふる。
  3. Aを混ぜ合わせる。ドレッシングは、サラダ油2/3カップ、酢1/3カップ、塩小さじ1強、砂糖、練りがらし、コショウ各少々を合わせてよく混ぜて作る(ドレッシングは大さじ3しか使いません、残りはサラダに使ってください)
  4. リンゴは皮と芯を取り、ビーツは皮をむき、1cm角に切る。②とともにボウルに入れ、③をふって混ぜる。
  5. Bを混ぜ合わせて④を和え、塩、コショウ各少々で味をととのえる。器に盛り、ゆで卵のみじん切りをふる。
(「毎日の野菜おかず大百科」 家の光協会編より改変)
通信くさぶえ 398号

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2009年6月24日 (水)

通信くさぶえ 397号

ミニキャベツをお届けしたいのですが・・・

 前号にミニキャベツのことを書きましたが、いざ収穫してみると、軟腐病が広がっていました。キャベツの株元がとろけたようになり、褐変しべとべとに腐敗してきます。被害にあってないものや軽微なものを選んで収穫しています。申し訳ありませんが、全員分はなさそうです。

 軟腐病は、病原細菌が降雨などに伴う土壌の跳ね上がりによってキャベツに移っていくのですが、ミニキャベツは普通のキャベツよりも柔らかい分、病原細菌に侵されやすいように感じています。来春は、病原細菌に侵されにくいようにミネラル資材を効かせたり、マルチ栽培にして土壌の跳ね上がりを受けにくいようにしてみようと今から考えています。

旬をおいしく  葉タマネギ・カブ

 今年のタマネギが大きくなってきました。毎年のように冬に凍み上がり、タマネギ苗が傷んでしまったことが多かったのですが、今年は苗がなくなることなく、順調な収穫が望めそうです。それでも少し肥料が足りなかったようで、小さめの玉が多いですが。まずは、葉タマネギを味わってください。

 カブは露地のものが大きく育ってきています。土づくりの効果もあり、虫害も少なく、肌のきれいなカブです。以前にも紹介しましたが、イタリアンのシェフに教わったカブのポタージュも美味しいですよ。

葉タマネギの油味噌炒め

材料

 葉タマネギ 2~3ヶ(根はくし形に、茎は4~5cm長さに刻む。)
 ゴマ油 大さじ1~2
 A
  味噌 大さじ1
  砂糖 大さじ1~2
  酒・みりん 各小さじ2

作り方

  1. フライパンにゴマ油を熱し、刻んだ葉タマネギを炒める。
  2. 7~8割火が通ったら、Aをからめるようにまわし入れ、ざっと炒め合わせて出来上がり。

■調味料はお好みで調節してください。甘めにするとご飯がすすみます。甘さを控えるとお酒のお供に。

カブのポタージュ

材料

 カブ 3~4ヶ
 タマネギ 1/2ヶ
 コンソメスープの素 固形なら1ヶ
 牛乳 適量
 水 1/2カップぐらい
 バター ひとかけ
 塩・コショウ 各少々

作り方

  1. カブは葉の部分を切り落とし、根の部分をくし形に切る(厚さは7~8mmぐらい)。皮はむかなくてもいい。
  2. タマネギも5mmぐらいにスライスして、①と一緒にバターで炒める。
  3. タマネギが少ししんなりしたら、牛乳をひたひたになるくらい注ぎ、水も1/2カップぐらいを加える。
  4. ふきこぼれないくらいの火の強さで、カブが完全に柔らかくなるまで煮たら、ミキサーにかけて滑らかにする。
  5. 軽く塩、コショウをして、味を調える。

■よりさらっとしたスープにしたい時は、牛乳を加えて、濃さを調節してください。

(くさぶえ農園の土づくりについては、紙面の都合上お休みしました。)

通信くさぶえ 397号

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2009年6月18日 (木)

通信くさぶえ 396号

くさぶえ農園の土づくり ③

 今回はミネラル資材についてです。ミネラルとは、有機物を構成している炭素、水素、チッソ、酸素以外の生体にとって欠かせない元素です。無機質ともいい、糖質、脂質、蛋白質、ビタミンと並んで五大栄養素の一つとして数えられています。ミネラルには、リン、カリウム、カルシウム(石灰)、マグネシウム(苦土)、イオウなどの多量要素や、鉄、マンガン、ホウ素、亜鉛、銅、モリブデン、塩素、ニッケルといった微量要素などが含まれます。

 多量要素とは、植物が健全に生長するために特に多く必要とされる肥料養分です。一方、微量要素は植物が生長するのに必須の元素ではあっても、その必要量が比較的少なく、日本ではホウ素とマンガンで要素欠乏を起こしやすいと言われています。

 ミネラル資材は主に「土の化学性」の改善に重要となってきます(通信394号参照)。土壌分析に基づいて化学的な成分(養分)を補います。有坂さんの鶏糞が作物の体を作っていき、ミネラルは作物が健全に生育するための機能維持・調整を行っていくことを期待しています。

 くさぶえ農園では、現在以下のようなミネラル資材を適宜使用しています(いずれも有機対応のものです)。難しい話ですが、くさぶえ農園では堆肥や鶏糞の他に、こんな資材を使っているんだ、ということが理解していただければ有難いです。

製品名 説明
マグキーゼ 天然水溶性苦土(マグネシウム)肥料
ハーモニーシェル カキ殻を原料にした焼成有機石灰(カルシウム)
ケルプペレット 60種類以上のミネラル、微量要素、アミノ酸などの植物成長ホルモンなどを多量に含んだ天然海藻粉末に、ホウ素、マンガン、鉄を加えたもの。
FTE1号 マンガン、ホウ素などの微量要素原料に天然鉱石などガラスの原料を加え、炉で熔解して製造したもの。
アイアンパワー 硫酸鉄
(つづく)

キャベツやブロッコリーなどが入ります!

 6月も半ばを迎え、ようやく球レタスやミニキャベツ、ブロッコリー、茎ブロッコリー(スティックセニョール)などをお届けできるようになってきました。まだまだ全員にお届け出来るかどうか分かりませんが、出来るだけお届けしたいと思っています。ミニキャベツは新しい品種「ミニキャベ」を試しています。今まで作っていた「ミニックス40」は美味しかったのですが、発芽率が悪くて育苗しづらい品種でした。「ミニキャベ」は発芽率も良く、生育も上々。さて、お味は?楽しみにしていてください。

News396
ジャガイモの花が咲きました。写真はキタアカリの花です。今年のジャガイモの生育は良好です!
通信くさぶえ 396号

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2009年6月11日 (木)

通信くさぶえ 395号

くさぶえ農園の土づくり ②

 前号の堆肥の続きです。今お届けしている野菜を栽培している畑には、前に少し書いたように、昨年12月に堆肥をおよそ1.5トン入れました。春先はまだまだ寒くて地温も低く、今までのように春先に肥料を入れたのではうまく分解が進まずにいるのではないかと思います。そのため、分解が進んだところとあまり進まないところがあり、野菜の生育のムラとなって現われてきたと考えています。

 それが昨冬に堆肥を入れておいたおかげで、じっくりと土の中で分解、発酵が進み、春先に野菜が利用できる養分がたくさんある状態になっていき、野菜の生育が揃って、この天候の中でも伸びすぎずにかっちりと育ってきました。堆肥の効果を改めて実感しました。

 次は、有坂さんの平飼い養鶏の鶏糞についてです。有坂さんの鶏糞を入れることで、主に「土の生物性」「土の化学性」の改善、維持が出来ると期待しています(通信394号参照)。じっくりと肥効が現われてくる堆肥とは違い、有坂さんの鶏糞には即効性の有機態チッソが豊富にあります。「有坂さんの鶏糞で作ると野菜が甘い」というのは多くの人が気付いているところです。また、有坂さんは鶏に発酵菌を使った飼料を与えており、鶏舎で2年近く完熟してサラサラになった鶏糞は、水分が加えられると再び発酵菌の活動が始まります。堆肥が多様な微生物を増やし、土壌病害虫を抑える役割を果たしていますが、有坂さんの鶏糞もその一助を担っていると考えています。(つづく)

野菜がすくすくと育ってきています。

 今年は寒暖の変化が激しく、野菜たちも大変そうですが、そんな中でも徐々に暖かくなってきました。写真はジャガイモ畑です。天候のせいか、生育に少し差が見られますが、それでも日に日に大きくなってきています。もうすぐ畝間も葉で覆われて、上からは土が見えなくなってしまいます。今年は、昨年病気が多く出た男爵をやめて、その分、キタアカリを多く作付けました。早く新ジャガが食べたいですね!

News395

旬をおいしく  チンゲンサイ

 チンゲンサイが続きますが、中華風にこんな食べ方はいかがでしょうか?

チンゲンサイとハムのクリーム煮

材料

 チンゲンサイ 2株(250g)
 ハム 30g
 生シイタケ 小3枚
 ネギ(粗みじん) 6cm
 生クリーム 大さじ3
 A
  スープ 1/3カップ
  塩 小さじ1/2
  酒 大さじ1
  コショウ 少々
 油 大さじ1・1/2
 かたくり粉 少々

作り方

  1. チンゲンサイは葉をばらして洗い、大きいものは二つ三つに切る。
  2. ハムは四つ切り、しいたけは軸を落としてそぎ切りにする。
  3. 油大さじ1を熱し、チンゲンサイを炒めて取り出す。油を足して、ネギと②を炒めてチンゲンサイを戻し、Aを加えてひと煮する。生クリームを加え、かたくり粉でとろみをつける。
  4. 焼けたら皿に盛り、オリーブ油をかけて出来上がり(このオリーブ油は香り付けです)。
(「簡単おかずでおいしい献立」 久松育子著より改変)
通信くさぶえ 395号

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2009年6月 1日 (月)

通信くさぶえ 394号

くさぶえ農園の土づくり ①

 くさぶえ農園では、昨年より㈱ジャパンバイオファームの小祝政明氏が提唱する有機栽培を取り入れてきました。今も勉強中ですが、その成果が野菜の出来から実感できるようになってきました。昨年は畑の一部に試していましたが、今年は畑全域に本格的に取り組み始めました。

 前号に少し書きましたが、今年のくさぶえ農園の土づくりについて書きたいと思います。少々難しい話もありますが、「こんなことをやっているんだ」と思ってもらえたら嬉しいです。

 土づくりを考える上で、次の3つのポイント、「土の物理性」、「土の生物性」、「土の化学性」をしっかりと捉えることが重要になってきます。以下に簡単にまとめてみます。

土の物理性 土壌の通気性、排水性、保水性など
土の生物性 土壌中の有機物を分解し、養分や土壌団粒をつくったり、土壌病害を抑制し、品質を向上させたりする土壌生物
土の化学性 化学的な成分(養分)やph、CECといった化学的要素

 そして土づくりでは、これらの優先順位をつけて考えることが重要となります。

  1. まず、作物の根が酸素を取り入れて(呼吸)、養分を吸収することが出来るように「土の物理性」を整える。
  2. その上で、土壌病虫害を出さないように多様な微生物を根付かせる、「土の生物性」を考える。
  3. さらに、土壌分析に基づいて化学的な成分(養分)を補う(「土の化学性」)。

 少し難しい話ですが、これらのことを踏まえて、くさぶえ農園では堆肥、有坂さんの平飼い養鶏の鶏糞、そしてミネラル資材などを畑に入れていきます。

 堆肥は地元にある市の堆肥センターで作られたものを使っています。地元の牛糞や鶏糞にオガクズやモミガラなどを混ぜて堆肥化したものです。地元で手に入るものを循環させていくことも大事だと考えています。堆肥を入れることで、主に「土の物理性」「土の生物性」の改善、維持が出来ると考えています。堆肥には、土壌団粒をつくる、土壌病害を抑える、肥料を供給する、肥料を保持するなどの働きがあり、土の総合的な力を高めることが期待できます。(つづく)

野菜に白い繊維が付いている場合があります。

 お届けしている野菜に白い繊維が絡まっている場合があります。これは霜よけにかけた不織布の繊維です。不織布は数年繰り返して使いますが、古くなり破れやすくなってきたので、新しいものを使い始めたところ、不織布の繊維が野菜に絡んでしまうケースが見られました。気づいたところは取り除くようにしているのですが、取りきれていないものもあるかもしれません。ご迷惑をおかけしますが、野菜を洗う際に注意してください。申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

通信くさぶえ 394号

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2009年5月28日 (木)

通信くさぶえ 393号

土づくりをしっかりとやっていきます。

 今年の天気は本当に分かりません。前号にも書きましたが、寒暖の差が激しく、雨も降る時は激しく降り、降らない時はなかなか降りません。地球温暖化というのは、ただ単に気温が上昇するだけではありませんね。最近は、干ばつと大雨の傾向が見られてきました。今年の寒暖の差の激しさもそういった影響なのかもしれません。平年並みの天候ではなくなってきていると肌で感じます。異常気象が普通になってきました。

 また、くさぶえ農園の周りでもシカが増えてきているようです。野菜をごっそり食べられてしまうということはありませんが、今春も麦を食べられたり、マルチの上を歩かれて破られたりしました。昨年は隣の畑の人が植えたばかりのキャベツの苗を食べられてしまい、畑の周囲を電気柵で囲っていました。

 いろいろな意味で農業を続けていくことが大変な時代になってきたように思います。皆さんに安全・安心で美味しい野菜を安定してお届け出来るようにするには、これまで以上に異常気象にも負けない野菜作りが求められていると感じています。

 そのためにも土づくりが大事になってくると考えています。今シーズンは堆肥をしっかり入れていきたいと考えています。そして、土壌分析をしながら、有坂さんの平飼い養鶏の鶏糞を使い、併せてミネラル分の補給をしていきます。詳しくは次号以降の通信でお知らせできれば、と思っています。

 今お届けしている野菜を栽培している畑には昨年12月に堆肥をおよそ1.5トン入れました。そして、今春に有坂さんの鶏糞と苦土(マグネシウム)を入れました。堆肥を入れておいたおかげか、野菜の生育が揃っていて、この天候の中でも伸びすぎずにかっちりと仕上がってきました。お味の方はいかがでしょうか?

種まきや植え付けに忙しいです。

 5月は、長ネギの苗の植え付け、ナガイモの種イモの植え付け、トマトやキュウリなどの果菜類の植え付けなどがあり、また、トウモロコシ、枝豆、インゲンなどの種まきなどもあり、忙しくなってきました。梅雨を迎えるまでにやっておくことがたくさんあります。それでも、畑がどんどん賑やかになっていくのを見るのは何度見ても嬉しいものです。

 今週末には田植えも予定しています。今年も皆さんにお分けできるぐらい豊作でしょうか?

旬をおいしく  レタスセットなど

 昨年より本格的に取り組み始めたオークレタス類は、アンケートでも好印象のようでしたので今シーズンもお届けしていきたいと考えています。くさぶえ農園では、緑の葉のオークレタスと赤い葉のレッドオーク、そして赤くて縮れた葉のフリンジーレッドの3種類を栽培しています。ナラの木(オーク)に似た特徴的な葉は、柔らかく苦味が少ないです。

 我が家ではシンプルに塩とオリーブ油で食べるのがはやっています。子供たちもお皿に山盛りのレタスをペロリと食べてしまうほどこのシンプルな味が大好きです。

 また、水菜やからし菜、スティックシュンギクなどを刻んで加えたり、生のカブをスライスして加えたりしてアレンジしてみてください。

通信くさぶえ 393号

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2009年5月21日 (木)

通信くさぶえ 392号

宅配を再開します。今シーズンもよろしくお願いします。

 お待たせしてすみません。今年はおかしな天候です。葉書にも書きましたが、4月28日には最低気温がマイナス3.7度まで下がり、かなり野菜がダメージを受けました。5月に入っても最低気温が0.2度(5月14日)、0.5度(5月15日)になる日があるかと思えば、最高気温が29度(5月10日)になる日があったりと寒暖の差が激しすぎて、野菜たちが大変そうです。これからの今年の天気はどうなるのでしょうか。これも温暖化の影響なのでしょうか。こういった天候の中での農業はさらに難しくなっていくようにも思われますが、野菜を安定して育てていけるように、今シーズンもいろいろと取り組んでいきたいと思っています。今シーズンもよろしくお願いします。

旬をおいしく  大根・カブ

News392
写真は塩、コショウとオリーブ油をかけた品です。少し大ぶりに切ると見栄えがいいようですし、大根とカブの甘味が楽しめると思います。

 最近、我が家で大人気の食べ方です。子供たちも争って食べています。メインの魚やお肉などのおかずを食べるよりも先に食べるので、「野菜ばかり食べてないで、他のおかずも食べなさい」と言うこともあるくらいです。

 最初に書いたように、塩とオリーブ油で食べても十分美味しいです。ちょっとひと手間かけるなら、アンチョビソースをかけて食べると一味違った味わいになると思います。

大根とカブのグリル

材料

 大根、カブ 適量
 塩、コショウ 少々
 オリーブ油 少々

作り方

  1. 大根とカブを食べやすい大きさに切る。間引きの大根なら、葉を4、5cm残して切り、4つか8つの縦割りに切る(2、3cm幅ぐらいにしてあまり薄く切らない方がいいです)。カブは葉を少し残して切り、小さいカブはそのままか半割りで、大きいカブは間引き大根と同様に4つか8つの縦割りに切る。
  2. 鍋にお湯を沸かし、塩少々入れて、①をかたさが残るぐらいにさっと茹でる。
  3. オーブン皿にキッチンペーパーを敷き、②の大根とカブを並べて軽く塩、コショウをしてオリーブ油をかける。この時オリーブ油は少なめで良い。そして、250~300度で10~15分ぐらい、様子を見ながらグリルする。
  4. 焼けたら皿に盛り、オリーブ油をかけて出来上がり(このオリーブ油は香り付けです)。

■好みでかたさは調節してください。かためがお好みの方は②の工程を省いてください。

<アンチョビソースの作り方>

材料

 牛乳 100cc
 ニンニク 5かけぐらい
 アンチョビ 10g
 エキストラヴァージン・オリーブ油 50cc

作り方

  1. 皮をむいたニンニクを牛乳で15分ほど芯が柔らかくなるまで茹でる。
  2. ニンニクの水気をきって、まな板の上に広げ、アンチョビと一緒に包丁の腹でつぶして、細かくする。
  3. ②をエキストラヴァージン・オリーブ油でのばして温め、クツクツと軽く煮えてきたら出来上がり。上記のグリルした大根とカブにかけて食べます。
通信くさぶえ 392号

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2009年2月27日 (金)

通信くさぶえ 391号

通常の宅配は今週で終了です。

 ここに来て、まとまった雪が降り、周りは一面の銀世界となりました。「寒いけれど、冬はやっぱりこうでなくっちゃ」、と思います。それでも、降る雪は水分の多い上雪(かみゆき)で、春が近いことを感じます。

 さて、今シーズの通常宅配は今週で終了とさせていただきます。今シーズンもくさぶえ野菜を食べていただき、ありがとうございました。今シーズンのくさぶえ野菜はいかがでしたか?皆様のアンケートをお待ちしております。今シーズンの感想や要望を受けて、来シーズンに臨みたいと思いますので、よろしくお願いします。

 宅配はお休みとなりますが、3月に入れば種まきも始まります。育苗ハウスの中、電熱線を敷いた温床を使って小松菜、ホーレンソウなどの葉菜類やトマト、ナスなどの果菜類の苗を育てていきます。

 宅配の再開は5月中旬頃を予定しています。5月初めまでには再開日のご案内をハガキにてさせていただきますので、楽しみに待っていてください。

野菜ミニパックはいかがですか?

 先週の通信でお知らせしましたが、残っている野菜で野菜ミニパックを希望者にお届けしたいと思います。通常の宅配に比べて、お届けする野菜の種類が限られてしまいますが、せっかく作った野菜が残っているので、「もったいない」ので企画しました。

 野菜ミニパックの内容は以下の通りです。それぞれの野菜の量は通常のMパックくらいですが、ご希望によっては増減が可能です。よろしくお願いします。

野菜ミニパック 1箱 2,500円(箱代・送料込み)

・小松菜 300g   ・水菜 約400g  ・からし菜 200g  ・大根 1本  
・ジャガイモ 500g  ・味噌 500g

 ミニパックの内容は目安です。「小松菜を多めに」、「味噌はいらない」などのご要望に対応したいと思います。お気軽にご相談ください。また、この野菜ミニパックは野菜があるだけ、毎週でも隔週でも1回でもお届けします。お届けする曜日は、通常の宅配と同じ水曜日と土曜日です。
 ご希望の方は、くさぶえ農園までご連絡ください。

研修生の奈々恵ちゃんが週刊誌「女性自身」に載ります。

 先日、昨春から研修している楢崎 奈々恵ちゃんが週刊誌「女性自身」の取材を受けました。「シリーズ 人間」というコーナーで、非農家出身で就農した人、就農しようとしている人を取り上げて、その中の一人として登場します。研修の受け入れ先ということで、僕も取材を受けたので、ちらっと載るかもしれません。興味のある方はご覧ください。3月3日発売号です。

通信くさぶえ 391号

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2009年2月21日 (土)

通信くさぶえ 390号

農機具小屋の修復が完了しました!

News390
中央に見える、納屋に隣接しているのが農機具小屋です。右のハウスの前に倒れてしまったものをこつこつと修復しました。

 このところの暖かさは本当に異常ですね。浅間山や蓼科山の雪も少なく、このままでは夏場に水不足になるんじゃないか、と心配です。でも、この暖かさで真冬でも外作業はやりやすく、なんだか複雑な心境です。

 先週お知らせした農機具小屋の修復がようやく完了しました。強風で飛ばされた時にはどうしようかと思いましたが、ほとんどの材料を再利用して修復出来ました。お金を出せば、壊れた小屋を全部廃棄して、新しい材料だけで小屋を作れば、もっと短期間で出来上がったと思います。でも、飛んだ屋根から波トタンを1枚1枚手作業ではずして、使えるものは再利用する、というように時間と手間をかけて小屋を修復出来たことは、自分自身にとって何だか少しは百姓になれたような気がしてうれしく思っています。

ホーレンソウがなくなってきてしまいした。

 今シーズンの宅配も残すところ、あと2週となりました。ハウスの葉物野菜も少なくなってきましたが、冬菜やリーフレタス類がほとんどなくなり、ホーレンソウが残り少なくなってきました。一方、小松菜と水菜は宅配がお休みになっても残っていそうです。冬場の葉物野菜は、ハウスの限られたスペースの中でいろいろな野菜を最後まできっちり揃えられるように作付けするのがなかなか難しいです。来シーズンは、もう少しホーレンソウやリーフレタス類を多めに作付けしていきたいと考えています。

 多めにある小松菜は2袋入れさせていただきます。使いやすい葉物なのでご活用いただければ、と思います。また、水菜は当座漬け(塩漬け)にしてみました。以前に紹介し野沢菜漬けにも使用した、「味の決め手塩」と昆布とトウガラシで漬けました。塩は多めなので(5%で漬けました)、食べる時には水で軽く洗って好みの塩加減にして、根元を切り落とし、食べやすい長さに切り揃えてお召し上がりください。あまり日持ちがしませんので、冷蔵庫で保存して1週間を目安に食べきってください。

 なお、2月末で通常の宅配はお休みとさせていただきますが、残っている野菜で野菜セットを希望者にお届け出来れば、と考えています。来週の通信にてお知らせしますが、ジャガイモ、ニンジン、大根、小松菜、水菜、そして味噌などで2,000円~2,500円ぐらいの野菜セットにしたいと考えています。今週で宅配がお休みになってしまう方も興味ある方は、ブログを見るか、くさぶえ農園までお問い合わせください。

今シーズンの野菜についてのアンケートにご協力ください。

 今週から今シーズンの野菜についてのアンケートを同封していきます。お手数ですが、これからの野菜作りに生かしていきたいと思いますので、忌憚のないご意見をお寄せください。今シーズンから初めて作った、トウモロコシの甘味の強い「恵味86」やスティックシュンギク、そしてリーフレタス類やからし菜については、どんな反響があるのか知りたいと考えています。アンケートは、くさぶえ農園まで郵送、FAX、メール(内容について)のいずれかの方法でお送りください。よろしくお願いします。

通信くさぶえ 390号

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2009年2月11日 (水)

通信くさぶえ 389号

浅間山の噴火の影響はありませんでした。

 先週2日に、くさぶえ農園からよく見える浅間山が小規模噴火しました。特に揺れを感じることもなく、朝のニュースで噴火があったことを知りました。また、風向きの関係で農園には灰が降ったのかどうかも分からないほどでした。関東地方には、灰がかなり飛んでいったようで、「関東地方でこれだけ降灰があると、佐久は大変なことになっているんじゃないか。」と心配されたりもしました。

 こちらはそんな状況で、子供たちと「今日は(浅間山の)煙が多いねぇ。」とのん気なもんでした。大規模な噴火があれば大変なことになっていたでしょうが、この程度の噴火でほっとしています。お客様の中には心配された方も多かったと思います。この場を借りて報告します。

農機具小屋の修復が進んでいます。

 昨年末に強風にあおられて農機具小屋の屋根が飛んでしまいましたが、これまでにこつこつと解体をして、骨組みの単管や屋根の波トタンをほとんどそのまま使って修復してきました。屋根の波トタンも張られてきて、ようやく完成しそうです。これで今年も農機具は大丈夫、ホッとしています。

旬をおいしく  花豆

 今シーズンの花豆は、昨シーズンのように台風で支柱が倒されることもなく収穫を楽しみにしていたのですが、収量があまりありませんでした。申し訳ありませんが、今シーズンも毎週のお客様のみに入れさせていただきます。ご了承ください。

 花豆の食べ方はやはり甘煮が定番ですが、茹でた花豆を野菜スープに入れたり、茹でた花豆を熱いうちにドレッシングに玉ねぎと共に20~30分漬けてから他の野菜と和えて豆サラダにしたりしても美味しいですよ。

花豆の甘煮

材料

 花豆 150~200g
 砂糖 3/4~1カップ弱(砂糖は花豆と同量が基本)
 塩 小さじ1/4個

作り方

 花豆は5倍ぐらいの水に浸け、1晩かけて十分に吸水させ、丸くふくらんでシワがないぐらいにしておきます。

<圧力鍋の場合>

  1. 吸水させた花豆を浸け汁ごと圧力鍋に入れて煮る。
  2. 1回目は、加圧し7分ぐらい煮て、じっくりと冷ました後、ゆで汁をこぼし取り替える。
  3. 2回目は、加圧し5分ぐらい煮て、またじっくり冷ます。
  4. その後、お好みの味に調味する。

<普通の鍋の場合>

  1. 吸水させた花豆を浸け汁ごと鍋に入れて、中火にかけて煮る。
  2. 煮立ったらゆで汁を捨て、新しく豆の4~6倍の水を入れて、中火にかけ、煮立ったら弱火にして蓋をして、吹きこぼれないくらいの火加減で柔らかくなるまで煮る。
  3. その後、お好みの味に調味する。
  4. 通信くさぶえ 389号

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2009年2月 4日 (水)

通信くさぶえ 388号

今シーズンは2月末までお届けできそうです。

 冬場の野菜は、全ての野菜を思い通りの時期までお届け出来るように、量を揃えることがなかなか難しいです。ジャガイモやニンジン、大根などの根菜類は11月ぐらいまでに収穫したものを貯蔵してお届けするために、その収穫量によってお届け出来る時期が左右されてしまいます。葉菜類のうち、キャベツや白菜は根菜類と同様に11月に収穫した後、前回の通信に書いたように貯蔵しています。小松菜やホーレンソウ、水菜などの葉菜類はハウス内で栽培しているため、限られた面積の中で如何に割り当てるかで収量が決まってきてしまいます。

 今シーズンは、ゴボウの出来が良かったのですが、良すぎて太いゴボウがたくさん出来てしまい、もうお届け出来るものがなくなってしまいました。来シーズンは太いゴボウを作らないように、ゴボウの品種や栽培時期について検討していきたいと考えています。一方、ナガイモは豊作だったので、これからナガイモが続けて届くことになると思います。下記の「旬をおいしく」のようにいろいろな食べ方をお試しください。

 葉物では、冬菜がもう終ってしまい、ホーレンソウやレタス類が残り少なくなってきてしまいました。一方、小松菜や水菜はたくさんあります。サラダセットに入れた、からし菜類もたくさんあり、今後は単品でお届けしたいと考えています。

 このようにそれぞれの野菜で量の多少はありますが、今シーズンは野菜を2月末までお届けできそうです。宅配の終了時期が多少前後するかもしれませんが、通信でお知らせしていきますのでよろしくお願いします。

旬をおいしく  ナガイモ

五目とろろ汁(4人分)

材料

 ナガイモ 300g
 ゴボウ 80g
 ニンジン 20g
 きくらげ 少々
 油揚げ 1/2枚
 煮汁
  だし汁 2/3カップ
  しょう油・みりん 各大さじ1/2
  塩 小さじ1/3
 のり 適宜

作り方

  1. ゴボウは泥を洗い落として細いささがき、ニンジンはせん切り、きくらげは水でもどして石づきを取り、せん切りにする。
  2. 油揚げは熱湯でさっとゆで、水気を絞ってせん切りにする。
  3. 鍋に①、②と煮汁を1/2量入れ、少し煮て下味をつける。
  4. ナガイモは皮をむいて、すり鉢の目ですりおろし、残りの煮汁で溶きのばし、③を加え混ぜる。焼いたのりを添え、もみのりにして食べる時に加える。

ナガイモの磯辺揚げ(4人分)

材料

 ナガイモ 300g
 塩 小さじ1/5
 小麦粉 大さじ1
 のり 1枚
 揚げ油 適量

作り方

  1. ナガイモはすりおろす。
  2. ①に塩と小麦粉を加え混ぜる。
  3. 鍋に①、②と煮汁を1/2量入れ、少し煮て下味をつける。
  4. のりを2×4cmに切って、②を大さじ1ぐらいのせ、くるりと巻いて、巻き終わりに水をつけ、はりつける。
  5. 揚げ油を160度に熱し、③を色よく揚げる。好みでレモン、天つゆを添えてもよい。
(「玄米健康食入門」 久松育子著より改変)
通信くさぶえ 388号

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2009年1月27日 (火)

通信くさぶえ 387号

お届けしているキャベツと白菜について・・・

News387_1
写真は昨シーズンのものですが、キャベツの両脇にあるのが稲ワラで作った壁です。今シーズンは、この稲ワラの壁にスタイロフォームをのせ、キャベツに蓋をしました。その上を保温シートで覆いました。

 お届けしているキャベツと白菜は、農繁期には育苗ハウスとして使っていたハウスに囲ってあります。最低気温がマイナス10度を超える日もある冬の間、どうやって貯蔵していくか、毎年少しずつ試行錯誤しながらやってきています。

 今シーズンは、今までのように稲ワラで壁を作った中にキャベツ、白菜をくっつけるように並べた上に、住宅などの断熱材として使うスタイロフォーム(発泡スチロールのようでもっと固いもの)をのせて保温シートで覆ってみました。また、今シーズンはキャベツだけでなく、白菜も根付きで貯蔵してみました。

 これにより、今まで以上にいい状態で保存できるようになってきて、なんとか凍らさないで貯蔵する目処が立ってきたように思います。課題としては、稲ワラの壁の所々にすき間が出来てしまったようで、そういう所から寒気が入ってしまったり、取り出し口からも寒気が入ってしまったりするようで、その付近の野菜が凍ってしまいやすいという点があります。これらの課題も、来シーズンには貯蔵専用のハウスを建て、その中を少し掘って、その土で壁を作り、板で囲うことで、すき間のない貯蔵場所を確保して解決していきたいと考えています。

News387_2
白菜の根っこの方から見た写真です。根っこを下にして立てて貯蔵していたのですが、根っこから中心部にかけてネズミに食べられてしまいました。上から見ると大丈夫そうに見えましたが、ひっくり返して見たらショック!冬の貯蔵はネズミとの戦いでもあります。

ニンジンを由井さんに譲っていただきました。

 これからお届けするニンジンは、研修先の由井さんが栽培したニンジンになります。秋冬用のニンジンは、夏の乾燥で発芽が悪く、その上、ネキリムシに発芽した株も食害されて半減してしまったため、予定した量を確保することが出来ませんでした。

 一方、由井さんのところではジャガイモの収量が少なかったので、全量ではありませんが、一部うちのジャガイモと由井さんのニンジンを物々交換しました。近くで同じように有機農業をしている方がいると、こういった助け合いが出来るので有難いです。

浅漬けタクアン、晩生の水菜をお届けします!

 年を明けてから漬けた浅漬けのタクアンが出来上がってきました。子供たちもバクバク食べてしまう美味しさです。あまり日持ちしませんので、冷蔵庫で保存して1、2週間のうちに食べきってください。

 また、水菜は早生のものと晩生のもの、2種類を栽培しています。早生の水菜の方が寒さに弱く、枯れた葉や凍みた葉が混じるようになってきました。これからは晩生の水菜をお届けします。晩生の水菜は葉が太くて、かためですので、サラダにして生で食べるよりも、鍋の具にしたり、炒めたり、漬物にしたりするのに向いています。ご活用ください。

通信くさぶえ 387号

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2009年1月23日 (金)

通信くさぶえ 386号

旬をおいしく  大豆

 今シーズンは大豆を作りました。一昨年、研修先の由井さんと共同購入していた大豆の脱穀機が由井さんの納屋の火事で燃えてしまい、今シーズンは農協に大豆の収穫を委託しました。ところが、直前になって「1反(10a)以下は出来ない」と言われてしまいました。何度も確認していたこともあり、何とかやってもらえることにはなったのですが、1反以下でも1反分の委託料を払ってもらう、ということになりました。

 その時の農協職員の話ですが、「大豆はみんなが作らなくなってきたから、大豆の委託は考え直す時期に来ているんでしょうね。少ししか作っていない人には自分で収穫まで行うように指導していく必要があるかもしれませんね。」ということでした。大豆の自給率が低くて問題になっていますが、大豆は収穫・脱穀と手間がかかるものです。この作業を機械化出来たらありがたいのですが、小規模で栽培している農家にとって自前で脱穀機を用意するというのはなかなか出来ないことです(脱穀機は新品で1台70~100万円します)。せめて農協で収穫の委託は無理でも、脱穀機の貸し出しをしてもらえたら大豆を作る人が増えるのではないか、と思いましたが、このような状況では難しいな、と感じました。

 結局、周りの有機農家たちと大豆の脱穀機を新たに共同購入することにしました。少々高くつきますが、仲間同士で助け合い、やっていくしかないと思います。これでこれからの大豆栽培の目処が立ちました。

煎り大豆(2人分)

 節分には欠かせない煎り大豆ですが、自分で作っても、なかなか市販品のように柔らかく煎ることは難しいです。今回、インターネットで探していて、「これは?」というレシピを試してみたところ、結構上手く出来ました。自分なりに改良も加えて紹介させていただきます。

材料

 大豆 50g
 紙袋 1枚

作り方

  1. 大豆を水洗いし、熱湯に2時間浸す。その後、ザルに上げて水気を切る。
  2. フライパンに①を入れて、強火の遠火(火から20cmぐらい離す)で5分ぐらい、大豆が焦げないようにフライパンを振りながら煎る。
  3. 大豆の皮が乾いて弾けてきたら火から降ろし、紙袋へ入れる。
  4. 紙袋のまま電子レンジに入れて、7、8分チンする。チンしすぎると大豆が焦げてしまうので時々確認する。
  5. 大豆が湿っぽくなければ、これで完成。まだ湿っぽければ、袋の大豆をフライパンに移して再び遠火の強火で水分を飛ばす。カラカラと乾いた音になったら、ザルに上げて冷ます。まだちょっと湿っぽければ、再び紙袋に入れて1分程チンする。

 豆の中でも大豆だけは、もどし汁にも旨味が出るそうで、乾燥豆の3倍の量の水に豆を浸し、一晩じっくりもどしたところでもどし汁ごと、アクを取りながら煮ると美味しさが更にアップするそうです。また、大豆が柔らかくなってから調味料を加えないと大豆がかたく仕上がります。

 電気ポット、または保温調理器に大豆と共に熱湯(大豆の3倍量の)を入れ、3~4時間おくと、すぐ調理できてお手軽です。ふきこぼれるので、電気ポットの場合はプラグを抜くのを忘れないように。大豆は煮ても美味しいですが、今回お届けするサラダセットに大根やニンジンを加えて大豆サラダというのもいかがでしょうか?

通信くさぶえ 386号

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2009年1月15日 (木)

通信くさぶえ 385号

寒い日が続いています。

News385

 先週、雪がまとまって降り、また一面の銀世界になりました。寒さも厳しくなってきて、最低気温がマイナス12度を超える日も出てきて、冬本番となってきました。先週末はちょうど満月の時期と重なり、夜になると大きな丸い月が昇り、しんと冷え込んだ銀世界を淡く照らし出していました。照らし出された景色は、昼間よりも鮮明に見えるのでは、と思えるほどに美しいです。部屋の明かりを消して、部屋の窓から外を眺めていると、いつまでも飽きずに眺めてしまいます。農閑期の冬ならではの光景です。

食べ物の呼び方について・・・

 昨年の話になりますが、FMラジオを聞いていて、とてもいい話を聞きました。いつか通信で紹介したいなあ、と思っていたのですが、今回の通信でようやく紹介させていただきます。

 古くから日本では、同じ食べ物でもその食べ物のとれた時期や状態などにより、「初物」、「旬」、「なごり」と呼び方を区別して使い分けていたそうです。野菜に関しても同じことが言えそうで、いろいろと考えさせられました。

 種を播いて育ててきた野菜が大きくなり、収穫時期を迎えて最初にとれ始めたものが「初物」です。まだまだ収穫量も少なく、味もこれからピークを迎えるといった感じですが、ようやく迎えた収穫期を喜びます。

 そして、収穫の最盛期を迎えて、その野菜の「旬」となります。収穫量も増え、味ものってきて、その野菜の美味しさを存分に楽しむことが出来ます。

 次第に生育後期になっていき、収穫量も減り、味も次第に落ちていきますが、その野菜を「なごり」と呼んで最後まで楽しみます。

 こういった呼び方とは別に、漬物にして長期間保存しながら食べるものは「時知らず」と呼んだそうです。とても素敵な日本語だと思いました。

 現在は、スーパーなどで野菜を買うことが一般的になり、「旬」の状態のものだけが並ぶようになりました。しかし、野菜を育てていると「旬」の時期はとても短いことがよく分かります。そして、「初物」を味わう喜びや、「なごり」を楽しむことがとても大切なことであることに気付かされます。これらの言葉は、食べ物の育てながら大切に食べてきた日本人の生活から生まれてきたものなんだ、と思いました。

 くさぶえ農園では、「旬」の野菜だけでなく、「初物」や「なごり」のもの、そして「時知らず」もお届けしながら、いろいろな顔を持つ野菜を味わっていただけたら、考えています。

野沢菜漬けについて・・・

 野沢菜漬けは、酸味が少しずつ出てきました。まだそのまま食べても美味しいですが、古漬けになってきた野沢菜漬けは甘辛く煮て食べるとまた一味違った味わいが楽しめます。

通信くさぶえ 385号

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2009年1月10日 (土)

通信くさぶえ 384号

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!

 昨年はくさぶえ農園のお野菜を食べていただきまして、ありがとうございました。昨年のお野菜はいかがでしたか?今年もこれから今シーズンの宅配についてアンケートを行いたいと思いますが、皆さんの感想、要望を踏まえつつ、昨年の反省を生かして、今年はさらに満足いただけるような野菜を育てていきたいと考えています。今年もくさぶえ野菜をよろしくお願いします。

お届けしている、小松菜、ホーレンソウ、長ネギについて

 この冬は暖かい日が多く、ハウスで育てている小松菜は成長が早く、いつもより大きめな小松菜をお届けしています。この冬の小松菜は大株ですが、病気も少なく、順調に生育してくれました。今シーズンは4種類の小松菜を作り、耐寒性や耐病性、味などについて比較しています。この中から来シーズンに栽培する品種を選んでいきたいと考えています。

 次にホーレンソウですが、昨シーズンのような病気は出ていませんが、生育初期にアザミウマ類の食害がありました。今シーズンは2種類のホーレンソウを栽培していますが、「ビリーブ」という品種にはその食害が目立ちました。もう一つの品種「ニュー豊葉」はそれ程目立つ被害は出ませんでした。

 アザミウマに食害された葉も食用には問題はありません。また、「ビリーブ」も成長していくに従い、食害されていない新しい葉が増えてきて目立たなくなってきました。

 小松菜やホーレンソウなどの葉物野菜は、加温していないハウス内で育っています。最低気温がマイナス10度以下になる寒さの中で、作物自身の糖度を上げて寒さから身を守っています。見た目はあまりよくありませんが、この「寒じめ」された野菜の旨さはこの時期ならではのものです。宅配ももうしばらく続きますので、冬の「寒じめ野菜」の味をお楽しみください。

 最後に長ネギですが、今年の長ネギは除草のタイミングが上手くいかずに細いネギが多くなってしまいました。申し訳ありません。本数を多めに入れるようにしますので、ご活用ください。

中村自然農園のリンゴをお届けします。

 毎年恒例となっている中村さんのリンゴを今年もおすそ分けします。中村さんは、長野県安曇野市三郷で除草剤や化学肥料を使わずに美味しいリンゴを作っています。初めて食べるお客様もいるかと思いますが、本当に美味しいリンゴです。「もっと食べたい!」という方は中村自然農園に直接、リンゴの注文をお願いします。今季もまだ注文できるそうです。また、美味しいリンゴジュースもあります。同じく安全な作物を作ろうとがんばっている農家として応援よろしくお願いします。詳しくは同封したチラシをご覧ください。

News384
通信くさぶえ 384号

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2008年12月27日 (土)

通信くさぶえ 383号

農機具小屋が吹き飛ばされました・・・

News383
中央に逆さまになっているのが農機具小屋です。左の納屋の横から吹き飛ばされて、右側のハウスに引っ掛かって、ハウスも一部壊れました。

 12月21日の夜は台風並みの強い風が吹き荒れていましたが、朝起きてみると、納屋の横に直管パイプとトタンで自作した農機具小屋が吹き飛ばされていました。風に下から上に持ち上げられて、半回転して屋根を下にして落ちたようです。すぐ下にあるハウスに引っ掛かっていて、その重みでハウスの一部も壊れてしまいました。

 最初は唖然としましたが、中に置いてあったトラクターや管理機などの農機具や隣接する納屋は奇跡的に無傷であることが分かりました。また、壊れたハウスの中に育っている水菜も無事のようで、ハウス自体も手直しをすれば、まだ使えるということも分かり、最小限の被害で済んだことに安堵しました。

 農機具小屋の直管パイプやトタンも、大半はもう一度使えそうなので、一度解体してから同じような小屋を建て直したいと考えています。ハウスも手直しをして、ハウス内の水菜たちを無駄にしないようにしたいです。この冬の間の早い時期に、なんとかやり終えたいと思っています。

 自然の猛威を感じた出来事でした。

お餅をお届けします。

 今年も少しずつですが、お餅をお届けします。田んぼで無農薬で育てたもち米です。今年は2俵近くとれました。家庭用の餅つき機で搗いて、少しずつお分けしたいと思います。この冬も、皆様にお餅を2、3回、お届けして楽しんでいただけたら、と考えています。

 お届けしたお餅は冷暗所や冷蔵庫で保存をして、なるべく早めに食べてください。カビが生えやすいのでご注意願います。すぐに食べない場合には、冷凍保存がおすすめです。

くさぶえ野菜が雑誌「KURA」に掲載されました。

 12月20日発売の月刊誌「KURA」(株式会社カントリープレス)という長野の情報誌にくさぶえ野菜が掲載されました。今月は信州の贈り物をテーマに、チーズやお菓子などいろいろな食材が紹介されています。その中の野菜の紹介コーナーで、くさぶえ野菜をメインに掲載していただきました。

 以前にも、「KURA」では「あこがれの地に住みついて」のコーナーで有機農業に取り組む姿を取り上げていただいたこともありましたが、今回は育てた野菜たち自体を一商品として扱っていただき、それもメインに取り上げていただいたことが嬉しいです。

 有機栽培ということで安全で安心なことはもちろんですが、やはり味や品質も納得のいくものを作っていきたいと考えています。興味のある方はご覧ください。

来週は、12月31日(水)の宅配はあります。1月3日(土)の宅配はお休みです。

通信くさぶえ 383号

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2008年12月20日 (土)

通信くさぶえ 382号

14日(日)に一面の銀世界になりました。

News382_1

 雪になるかもしれない、という天気予報を聞いていましたが、14日(日)の朝に目覚めて窓から外を見ると一面の銀世界が広がっていました。

 畑の片付けもほぼ終わり、その日は部落の皆さんと温泉で忘年会をしました。年に一度、部落の奥さんたちもほとんど全員参加で、皆さんが楽しみにしている行事の一つです。様々な年代の人がざっくばらんに話をして楽しかったです。新しく部落に加わった僕たちにとっては、この辺りの昔の様子などを教えてもらういい機会です。

 雪景色を見ながらの、雪見酒、雪見温泉とのんびりしたひと時を過ごすことが出来ました。

浅漬けの野沢菜をお届けします。

 通信380号に書いた野沢菜漬けがいい感じに浅漬けになってきました。今年は柿の皮をたくさん入れることが出来たため、柿の皮のほんのりとした甘さと風味が付いてきました。浅漬けなので、野沢菜のシャキシャキ感をサラダ感覚で食べることが出来ると思います。ビニル袋から取り出したら、そのままいただくか、水洗いするならサッと水にくぐらせる程度で、食べやすい長さに切り揃えてお召し上がりください。

来年のカレンダーをお届けします!

News382_2

 もう12月も半ばを過ぎてしまいました。今年もお野菜を食べていただきましてありがとうございました。「来年は今年以上に満足いただけるお野菜を作りたい」という願いを込めて、来年のカレンダーを作りました。来年1年間、おそばに置いて頂けたら有難いです。

 このカレンダーの右側のお野菜たちと子ヤギのシロは小学1年生になった美世が書きました。色使いがだんだん上手になってきました。左側のお野菜たちと子ヤギのシロは保育園の年中さんの樹生が書きました。書いているうちに手足が付いて面白い野菜たちになりました。背景の絵は僕の母が書きました。農園から見える風景です。母は長野県の県展に入選したりと、水彩画や油絵をせっせと書きまくっています。
なんだか暖かい雰囲気のカレンダーになったのではないか、と思っています。くさぶえ農園を少しでも身近に感じていただけたら嬉しいです。

 今年もあとわずかです。皆さん、風邪に気をつけてお過ごしください。

通信くさぶえ 382号

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2008年12月10日 (水)

通信くさぶえ 381号

畑がようやく片付いてきました。

 いよいよ寒くなってきました。くさぶえ農園でも、寒い日は最低気温がマイナス10度近くまで下がるようになってきました。それでも日中は小春日和の暖かな日が多く、農作業がしやすくて助かります。畑のお野菜たちはようやく取り込みも終わりに近づき、収穫の終わった畑にトラクターでロータリーをかけ始めました。ロータリーがけが終わると、畑にはハウス中の葉物、露地の麦とタマネギが残るだけとなり、畑はすっきりと片付きます。春まで畑もお休みです。

 また、来年の春野菜を栽培する予定の畑(約1反8畝=18a)には、堆肥をおよそ1.4t入れて、ロータリーをかけました。来春の作付け前に土壌分析を行い、足りない肥料分を補っていく予定です。もう来年の土作りが始まっています。この堆肥は地元の堆肥センターで作られたものです。地元の畜産農家から出る牛糞や豚糞、鶏糞にオガクズやモミ殻などを加えて発酵させています。発酵具合もなかなか良いようで、来年の畑には有坂さんの鶏糞と合わせて使っていきたいと考えています。

 初めの計画では、他の畑にも堆肥を入れてからロータリーをかけるつもりでしたが、化学肥料などの価格が高騰してきていて、その代替肥料として堆肥が見直されてきているため、十分な量の堆肥を確保することが出来ませんでした。でも、春野菜を栽培する畑には堆肥を入れることが出来ましたので、他の畑には来年の春、早いうちに堆肥を入れていこうと考えています。

旬をおいしく  ゴボウ

 今回は我が家で大人気のゴボウ料理を紹介します。子供たちもやめられない、とまらない、でパクパク食べています。今年のゴボウは大きくなりすぎて、スが入ったものもありますが、拍子木に切ってしまえば気になりません。ス入りした部分を切り落として取り除いてもOKです。

ゴボウの素揚げ

材料

 ゴボウ 2本
 片栗粉 大さじ2~3
 塩、コショウ 各適量
 揚げ油 適量

作り方

  1. ゴボウは5cm長さに切り、1cm角ぐらいの拍子木に切る。
  2. かるく塩・コショウをして、片栗粉をまぶして、170℃ぐらいの油で揚げる。
  3. 好みで塩やしょう油をかけてどうぞ。

今月分の郵便自動払い込み日について・・・

 お野菜代金の支払いに郵便口座からの自動払い込みをご利用されている方にお知らせです。ゆうちょ銀行の年末年始の休業のため、今月分は月末日の引き落としではなく、1日早い12月30日(火)に引き落としとなります。再引き落とし日は年明けの1月13日(火)です。月末まではもう少し時間がありますが、よろしくお願いします。

通信くさぶえ 381号

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2008年12月 4日 (木)

通信くさぶえ 380号

年末年始について・・・

 気が付けば、もう師走です。あっという間に今年も終わってしまいそうです。今年も出来のいい野菜あり、悪い野菜もありでしたが、ここまで及第点の与えられる野菜をお届けできたのではないか、と考えています。

 さて、今年の年末年始ですが、1月3日(土)にお届けする分のみお休みとさせていただきます。毎週の方は1回お休み、隔週の方は12月27日(土)にお届けの方はお休みがなく通常通りですが、12月20日(土)にお届けの方は1回お休みとなり、次回は1月17日(土)となります。その他、月1回などの該当する方にはこちらから連絡を入れて相談したいと思いますので、よろしくお願いします。

 また、おせち用に野菜が欲しい、という方はご相談ください。

赤カブの甘酢漬けをお届けします!

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赤カブの甘酢漬けの漬け込み風景です。妹夫婦やその友人たちとにぎやかに漬け込みました。子供たちも大活躍です。

 11月の初めに漬けた赤カブの甘酢漬けが出来てきました。今年も美味しく、きれいな紅色に染まりました。そのまま、3~4mmの厚さに切ってお食べください。農園では、地元で作られている、酒粕から作ったお酢を使用しています。このお酢はとてもまろやかで落ち着いた味がして、甘酢漬けに使っても酸味にトゲトゲしさがありません。また、甘酢漬けに入れた赤トウガラシも農園で栽培したタカノツメを使用しています。少しずつですが、ご賞味ください。

 また、野沢菜漬けも漬け込みました。漬け込んだ野沢菜は合計100kgにもなります。今年は柿の皮がたくさん集まったので、全部で4kg近くも入れてしました。野沢菜漬けにほのかな甘味と風味を与えてくれることと思います。そして、去年に引き続き、通信でもお知らせしている「味の決め手塩」を使用しました。

 野沢菜漬けは2週間ほどで浅漬けとなり、お届け出来ると思います。こちらもお楽しみに!

ナガイモをお届けします!

 ようやくナガイモを掘り上げています。今年のナガイモは少々小ぶりのものもありますが、味はいいものが出来たように思います。これから少しずつお届けしていきます。くさぶえ農園の畑には石が多く、ナガイモを掘り上げる際に石があると傷ついてしまう場合があります。そういった傷物から先にお届けしていきますので、ご了承ください。

 ナガイモは、デンプン分解酵素のアミラーゼや酸化還元酵素のカタラーゼが多く含まれ、栄養の吸収が良くなり、胃の活動を助け、疲労回復、滋養強壮に効果があります。ナガイモは、すりおろすことで消化酵素の働きが一層良くなるそうです。ナガイモを食べて、寒い冬に備えましょう。

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通信くさぶえ 380号

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2008年11月29日 (土)

通信くさぶえ 379号

今まで知りませんでした・・・

 先週、初めて知ったのですが、くさぶえ農園のブログでは携帯電話用のサイトが自動生成されていて、記事の内容を携帯でも見ることが出来ます。「旬をおいしく」を台所でチェックするなど、使い方によっては便利ではないでしょうか?お試しください。

 携帯からブログのトップページアドレス(http://kusa-bue.cocolog-nifty.com/blog/)を入力すると、携帯用のページに自動的に移動します。移動後のページをブックマークして下さい。または、ブログや右下にあるQR コードより携帯電話用サイトにアクセスしてください。

News379

旬をおいしく  ビーツ

 今年も色鮮やかなビーツが出来ました。あまりメジャーな野菜ではなく、好き嫌いがはっきりしていますが、サラダやポタージュ、そしてグリルなどいろいろと楽しめて、くさぶえ農園では定番になりつつあります。一緒にお届けするチリメンキャベツとボルシチにしてみてはいかがでしょうか?

ビーツとカブのグリル

材料

 ビーツとカブ 各2ヶぐらい
 塩、コショウ、オリーブオイル 各適量

作り方

  1. ビーツとカブの皮をむき、厚さ7mmぐらいの輪切りにする。
  2. オーブンの天板にクッキングシートを敷き、ビーツとカブを並べて塩・コショウ・オリーブオイルをかける。
  3. オーブンに入れ、250~300℃で15分ぐらいグリルする。竹串をさしてみて、スッとささったら出来上がり。仕上げにもう一度オリーブオイルをかけると香りが良い。

ボルシチ(4人分)

材料

 ビーツ 中2個
 牛かたまり肉(バラ、ネックなど) 600g
 A ニンニク 1かけ
   タマネギ 小2個
   ニンジン 2本
   トマト 2個
   セロリー・ネギ 各1本
   パセリの葉 2本
 B ローリエ 1枚
   固形スープの素 1~2個
 ジャガイモ 3個
 キャベツ 1/4個
 塩 小さじ1・1/2
 コショウ 少々
 サワークリーム 適量

作り方

  1. 牛肉は2つに切り、さっとゆで、ビーツは洗って皮付きのまま、Aの野菜は皮をむき、トマトは丸のまま鍋に入れ、ひたひたの水を加えて火にかける。あくを取ってBを入れ、約1時間煮る。途中で水を補い、塩小さじ1を入れ、肉を好みのやわらかさまで煮る。
  2. ジャガイモは皮をむいて2つに切って水にさらし、キャベツは大きく切る。
  3. ①の肉とビーツ、タマネギ、ニンジン、トマトを取り出し、スープを濾す。鍋に濾したスープと②のジャガイモ、キャベツを入れてやわらかく煮る。
  4. 取り出したビーツは皮をむき、肉と他の野菜とともに食べやすく切って③に加え、塩小さじ1/2、コショウで調味する。器に盛り、サワークリームを添える。
(「毎日の野菜おかず大百科」 家の光協会編より)
通信くさぶえ 379号

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2008年11月19日 (水)

通信くさぶえ 378号

お届けしている大根について・・・

News378
お客様が撮って送ってくださいました。外側の方は瑞々しいのに、内側は穴が開いて褐色になっています。

 お届けしている大根はどうでしょうか?お客様からスが入っていると連絡がありました。こちらでも出荷の際に気を付けているのですが、なかなか外見からは分からずにお届けしてしまったようです。

 写真のようになっているものは、ホウ素欠乏のようです。大根はホウ素欠乏が出やすい作物の一つで、ホウ素欠乏は大根の芯部が褐色になってしまったり、スが入ってしまったりします。

 大根の畑には有坂さんの鶏糞と苦土(マグネシウム)を入れたのですが、苦土を入れると野菜の生育が良くなる一方、有機栽培では野菜の根の発達が良いこともあって、生育が良くなったためにどんどん養分を吸収していき、微量要素が欠乏する傾向があり、中でもホウ素は欠乏や過剰の症状が出やすいそうです。また、今秋は暖かくて、大根の生育が良かったことも要因の一つとなっていると思います。

 今後は土壌分析を行い、ホウ素などの微量要素の過不足を確認しながら、施肥設計をしていき、このような生理障害をなくしていけるようにしていきたいと考えています。

 もう一つ、大根の根の先端を中心に芯部に数ミリの空洞が生じる、空洞症も見られるようです。これは、高温や水分、肥料のバランスの崩れで発生するそうです。この障害は、昨年の栽培結果では、今お届けしている「耐病総太り」という品種には比較的多く見られるのですが、これからお届けする予定の「冬自慢」という品種にはあまり出ないようでした。今年の出来具合も見ながら、障害の出にくい品種を選んでいくことも必要だと考えています。

 これらの生理障害をチェックするため、根の先端を少し切り落として確認しています。それでも見落としがあると思いますので、その際にはご一報ください。次回のお野菜をおまけするなどの対応をしていきたいと考えていますので、よろしくお願いします。

旬をおいしく  野沢菜

 昨年ご紹介した野沢菜の即席漬けとは違って、今回のレシピは甘口ですが、コクがあって後味もさっぱりしています。SBC信越放送のHPで知りましたが、お茶うけにもご飯にも合いそうです。今年はカブ付きで送りますので、一緒に漬けてみてください(野沢菜はカブの仲間なんです)。

野沢菜の切漬け

材料

 野沢菜 1kg
 黒砂糖 60g
 塩 20g
 昆布 15g
 ショウガ 1片
 酢 40cc
 みりん 40cc
 しょう油 120cc

作り方

  1. 野沢菜は水洗いして、5cmほどの長さに切る。カブの部分は皮付きのまま3~4mmの半月切りにする。
  2. ショウガを千切りにし、昆布を刻む。
  3. ボールに、野沢菜・黒砂糖・塩・刻み昆布・千切りにしたショウガ・酢・みりん・しょう油を入れ、手でよくもむ。
  4. 重石(野沢菜と同じぐらいの重さ)をする。一晩漬ければ食べられる。
通信くさぶえ 378号

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2008年11月 9日 (日)

通信くさぶえ 377号

今年のジャガイモは豊作です!

News377
ジャガイモを機械で掘り上げています。写真のジャガイモは「キタアカリ」、これも大きなイモが多かったです。

 少し前になりますが、10月の終わりにようやくジャガイモを全部掘り上げました。その量は450kg以上にもなりました。今年も男爵から始まった疫病はじわりじわりと全体に広がっていきましたが、カキガラ石灰を上からバサバサとふったおかげか、地下のイモまでは疫病に犯されず、腐ったイモもほとんどありませんでした。石灰防除を初めて行いましたが、その効果はかなりあったと思います。

 今年は新しい品種も試してみました。フランス生まれの「シンシア」で、目が浅く、卵型できれいな形をしています。メイクインのように煮くずれしにくく、香りが高く、豊かな味わいが特徴です。この品種も疫病には比較的強いようで、大きなイモになるので、これからも作っていきたいと考えています。

 次に、ニンジンですが、今年の4作のうち、春の1作は発芽不良で失敗しましたが、2作目は播種量を増やして成功しました。3作目は発芽は良かったのですが、なかなか大きいニンジンになりませんでした。今、収穫期を迎えた4作目は、夏の乾燥で発芽が悪く、その上、ネキリムシに発芽した株も食害されて半減してしまいました。収量は減りましたが、一つ一つのニンジンは良く肥大して、今年のニンジンの中では一番の出来になりました。

 なかなか思うようなニンジンがたくさん収穫できませんが、4作目には苦土を入れたのがニンジンの生長に良かったようです。また、夏の乾燥による発芽不良を避けるためには畝立てしたところに種を播くのではなく、平畝にした方が良さそうだということも分かってきました。「来年こそはもっといいニンジンを作るぞ!」と思っています。ご期待ください。

カラマツの葉が混じっています・・・

 明け方には氷点下になる日も出てきて徐々に寒くなってきました。山々の紅葉も一段と深みを増してきました。落葉も多くなってきて、畑の横のカラマツからもたくさんの葉が落ちてきて、お野菜の間にも入ってしまっています。特に、レタスや水菜、野沢菜などの葉物の根元のところにたくさんあります。根元を切り落とした時に、水の中や流水中で洗い流すようにすると比較的きれいになると思います。調理しにくいですが、これも季節を感じるものとしてご了承ください。

旬をおいしく  冬菜

 今年も冬菜(ふゆな)をお届けします。冬菜はこの地方に昔からある地野菜です。夏から秋にかけて種を播いて、緑の野菜の少なくなる頃、秋口に葉をかいて食べたり、冬を越してトウ立ち菜を食べたりします。くさぶえ農園では、冬菜があまり大きくならないうちに株採りしています。一見かたそうですが、火を通すとトロッとした口当たりでとても柔らかくなります。油と相性が良く、炒め物が美味しいです。汁の実やおひたしも美味しいのでいろいろとご活用ください。

通信くさぶえ 377号

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2008年11月 6日 (木)

通信くさぶえ 376号

お野菜がクール便から普通便になります。

 11月に入り、浅間山や八ヶ岳も初冠雪が見られ、農園もいよいよ最低気温が氷点下という日が出てきました。今年はなかなか気温が下がらず、山々の紅葉もあまり鮮やかではありませんでしたが、このところの寒さで色合いが深まってきそうです。お野菜も霜にあたり、糖度を増して甘く美味しくなっていくと思います。

 今週からお野菜をクール便から普通便へ切り替えたいと思います。そのため、クール代としていただいていた300円(1箱当たり)がかからなくなります。お野菜の代金が代わりますので、ご確認ください。

少しですが、今年もお米をお分けします。

天日干しコシヒカリ 500円/kg
(床土に市販培土を使用した以外は、無農薬・無化学肥料栽培しました。)

 玄米か白米かをお選びください。1~3kgはお野菜の宅配に入れてお届けできます。それ以上は5kgか10kgで申し込んでいただき、別便(別途送料、箱代として800円かかります)で送らせていただきます。

 11月1、2日に稲の脱穀をし、農協のライスセンターで籾摺りをしてもらいました。1反3畝の田んぼにもち米とコシヒカリを作りましたが、もち米が2俵ほど、コシヒカリは約10俵とれました。

 今年は自家用分などを除いて、コシヒカリ2俵(120kg)分をお野菜のお客様で希望される方に少しずつお分けしたいと思います。今年分について改めて希望をとらせていただきますのでご連絡ください。量に限りがあるため、希望を募った後でこちらで調整させていただきます。ご希望通りにいかない場合もあるかと思いますが、ご了承ください。

旬をおいしく  赤カブ

 今年も赤カブが大きくなってきました。先週末には、くさぶえ農園でも赤カブの甘酢漬けを漬け込みました。漬け方は昨年もご紹介しましたが、新しいお客様も増えてきているので再度紹介します。農園では、赤カブを半分に切るか、四つ切にするかして漬けていますが、薄切りにすれば家庭でも短期間で漬けることが出来ます。是非、お試しください。

赤カブの甘酢漬け

材料

 赤カブ 1kg
 ふり塩 50g
 酢液
  酢 1カップ
  みりん 40cc
  砂糖 50g
  塩 20g
 コンブ 10g
 赤トウガラシ 3本

作り方

  1. 赤カブを洗い、葉を切り落とし、カブは3~4mmの半月か輪切りにする。
  2. ふり塩をして、一日塩漬けする。
  3. みりん、砂糖、塩を煮立て、砂糖と塩を溶かす。冷めてから酢を加えて酢液を作る。
  4. 容器の底にコンブをしき、塩漬けした赤カブを並べ、刻んだコンブと刻んだ赤トウガラシをところどころに散らしながら、カブと交互に漬ける。
  5. 上段にコンブをのせ、酢液を注ぎ、押しぶたと重石(600gぐらい)をして、冷所で3日ほど漬ける。食べるときは、(お好みで)とり出したまま放射状に切って食べる。
(「家庭でつくるこだわり食品 2 野菜」 岩城由子より)
通信くさぶえ 376号

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2008年10月29日 (水)

通信くさぶえ 375号

冬用のダンボール箱を作りました。

 昨年は冬場の野菜のかさが減る時に、ダンボール箱に折れ目を入れておいて、高さを低く出来るように試みましたが、折れ目を入れることがダンボール箱の強度を下げてしまったようでした。

 そこで、今年は冬用のダンボール箱として予め高さが低いものを作ることにしました。野菜のかさによってダンボール箱を使い分けてみようという訳です。しばらくはこれで試してみたいと思います。

News375

ハロインというわけでもないですが、ロウソクを灯したらきれいだろうな、とこんなカボチャも作ってみました。

旬をおいしく  水菜・ゴボウ

 畑では水菜が立派に育ってきました。我が家でもいろいろと楽しんでいますが、最近はまっているのが水菜の水漬けです。春にカブを使った水漬けを紹介しましたが、水菜でも美味しいのでもう一度紹介します。是非試してみてください。水漬けをそのまま食べてもいいですが、それを焼き魚やのりなどと一緒にお茶漬けの具にすると最高です!また、細かく刻んでチャーハンの具にしても美味しかったです。

水漬け

材料

 水菜 1株
 ショウガ 1かけ
 コブ茶 小さじ1
 塩 大さじ1

作り方

  1. 水菜は長さ2cmほどにざく切り、ショウガは皮をむき、繊維に沿ったせん切りにする。
  2. 瓶に水3カップ(水菜を入れた時にひたひたになる量に調整してください)、塩、ショウガ、コブ茶を入れて、よく振って混ぜる。
  3. 湯を沸かし、水菜を入れて湯通しをする程度にさっと茹でる。生っぽさが残る方が美味しいです。水気を切ってすぐ②に漬ける。冷めたら蓋をして、冷蔵庫に入れる。半日ぐらいで食べられます。

■この漬け方は水菜以外でも、白菜やキャベツ、カブなどでも美味しく出来ます。我が家ではコブ茶の代わりに塩コンブを大さじ1ほど入れて作っています。その場合には、塩を1/3ほど減らして塩加減を調節します。

(「小林カツ代の漬けものとっておき」 小林 カツ代著より改変)

 今年のゴボウは天候のせいなのか、施肥方法を変えたせいなのか、とても良く出来ました。少しずつ掘り上げながら貯蔵しています。これから冬場にかけてお届けしていきたいと思います。やっぱり新ゴボウはその香りを楽しみたいですね。生のゴボウがいくらでも入るレシピです。

たたきゴボウ

材料

 ゴボウ 適量
 A(下記の分量の割合で作る)
  味噌 大さじ2
  砂糖 大さじ2/3
  酢 大さじ1

作り方

  1. ゴボウは洗って、皮をこそげ取り、すりこぎでたたいて割れ目を入れ、斜め薄切りにする。
  2. ゴボウの量を見ながら、Aの分量の割合を目安にして酢味噌を作る。
  3. ①に②をかけて、よく和えて少しおき、味をなじませたら出来上がり。
通信くさぶえ 375号

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2008年10月21日 (火)

通信くさぶえ 374号

初霜が降りました。

 先週10月16日(木)に初霜が降りました。今年は平年並みの時期に初霜となり、早く霜が降りる年はサツマイモの収穫などに追われてしまいますが、今年は余裕を持って作業が出来ています。

News374
マルチを張った4畝がタマネギの畑です。マルチの中央にあるのがパイプです。

 周りの木々も少しずつ色付き始めています。山のキノコもいろいろと出てきていて、先週はムラサキシメジやクリタケ、ハナイグチを採りました。山のきのこ採りは秋の楽しみの一つです。

 ちょうど今はタマネギの植え付けの時期です。今年は8月のお盆頃にハウス内に種を播いて育苗してきましたが、これまでにない、いい苗が育ちました。それでも少し苗を買い足しましたが、今年は約4,500本を植え付ける予定です。

 タマネギは冬の寒さでなかなか栽培が難しいのですが、昨年は一部のタマネギでマルチを張った上にハウス用のパイプを置いて、マルチが冬風ではがれないように試したところ、そこのタマネギが良く出来たので、今年は全面にパイプを置いてみました。置いたパイプの全長は170m以上になります。来年はもう少したくさんのタマネギをお届け出来れば、と願っています。

またか・・・冷凍インゲン事件について・・・

 「またか・・・」、中国から輸入した冷凍インゲンから基準の三万倍を超す有機リン系の殺虫剤ジクロルボスが検出された事件の率直な感想です。中国産の輸入ギョーザでの農薬混入問題や汚染米の転売問題、メラミン混入食品など、食の安全が問われる問題が相次いで起きています。

 これらの事件に対しては様々な意見があると思いますが、その根本としては「自分の国で作れるものは作り、自給をする」ということが大事なことなんじゃないかな、と感じています。くさぶえ農園も微力ながらその一端を担えれば、と願っています。

 冷凍インゲン事件の報道を見ていて驚いたことがあります。それは、インゲンの収穫日です。問題のインゲンは2007年8月に黒龍江省で収穫・冷凍されたものだそうです。それを2008年7月に山東省で袋詰めされ日本に輸出されました。もちろん、ジクロルボスが混入していたことの方が問題なのは明らかですが、1年前に収穫・冷凍されたということについては何も問題視されないところをみると、通常行われているということなのでしょうか。そのことにびっくりしてしまいました。

有坂さんの卵について・・・

 前回の通信に有坂さんの卵の再開のお知らせを書きましたが、そのすぐ後に産卵数が急に落ちてしまったそうです。いつもなら夏に落ちた産卵数が、秋に回復してきて、冬場にまた減ってくるようですが、今年は秋の産卵数の回復がないまま落ち込んでいってしまったということです。これからは余裕のある時に卵をこちらのお客様にまわしてもらうことになりそうです。毎回お届けできずに申し訳ありません。

通信くさぶえ 374号

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2008年10月15日 (水)

通信くさぶえ 373号

稲刈りをしました。

 先週末に、稲を刈って、はざに架けました。5、6月頃に低温の日が多かったためか、分けつ数が昨年より少ない感じで、穂の数が昨年より少ないように思いました。それでも、米粒は昨年よりも大きいようで、収量は昨年並みを期待出来そうです。

 この後、3週間ほど天日干しをして脱穀となります。精米してみないとはっきりしたことは分かりませんが、今年もお分けできる分が確保出来そうです。通信でお知らせしていきますので、もうしばらくお待ちください。

ようやく有坂さんの卵が再開しました。

 有坂さんの卵をご注文いただいている方々には、夏の間卵をお届けすることが出来ずに申し訳ありませんでした。ようやく先週の土曜日の宅配分から卵を入れることが出来ました。

 夏の暑さで鶏が卵を産まなくなってしまいましたが、いつもなら9月に入って涼しくなってくると再び卵を産むようになるそうですが、有坂さん曰く、「こんなに産まないのは初めてだ」そうです。今年のおかしな天候に鶏は敏感に反応しているのかもしれません。

 まだまだ産卵数も変動があるようで、卵をお届けできない時もあろうかと思いますが、ご了承ください。

旬をおいしく  壬生菜・水菜

 水菜は、鍋物や漬け物、サラダなどに幅広く利用されている京野菜です。壬生菜は水菜の変種で、関西では水菜より壬生菜の方が好まれると聞いています。どちらも同じような食べ方が出来ます。これから冬場にかけてお届けすることが多いと思いますので紹介します。葉がしんなりしていたら、一度冷水に漬けて、パリッとさせてから調理してみてください。

水菜(壬生菜)と油揚げの炒め物

材料

 水菜(壬生菜) 400g
 油揚げ 1枚(たて半分に切ってから細切りに。)
 ちりめんじゃこ 1/2カップ
 ショウガ 1かけ(みじん切りに)
 サラダ油 大さじ2
 しょう油 大さじ1・1/2
 コショウ 少々

作り方

  1. 水菜(壬生菜)は4cmぐらいの長さに切り、茎と葉に分けておく(しんなりしているようなら水に漬けて少しシャキッとさせる)。
  2. 中華なべに油を熱し、ショウガを炒め、香りが出たら、油揚げとちりめんじゃこをカリッとするまで炒め、しょう油をまわしかける。
  3. 水菜(壬生菜)を入れ(茎、葉の順で)、さっと炒め合わせて、コショウをふって、出来上がり。

水菜(壬生菜)のあっさり漬け

材料

 水菜(壬生菜) 1/2~1株
 昆布・トウガラシ 適量
 塩 小さじ1~1・1/2

作り方

  1. 水菜、壬生菜を15~20cmくらいの長さに切り、昆布やトウガラシ、塩と交互に袋に入れて軽くもみ、半日~1日おき、食べやすい長さに切り、軽くしぼって食べる。
通信くさぶえ 373号

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2008年10月 7日 (火)

通信くさぶえ 372号

小松菜とチンゲンサイの白さび病について・・・

 お客様からのご指摘もありましたが、お届けしている小松菜とチンゲンサイの葉に白い斑点が付いているものがあります。これは白さび病と言って、糸状菌(かび)の一種によるものです。今秋は雨が多いので発生したようです。症状が少し目立ってきましたが、被害の少ないものは被害の目立つ外葉を取り除いて送らせていただいています。

 これらの葉も茹でたり、炒めたりすると、それほど気にならなくなります。特に食べて人体に影響があるというものではないようで、味も変わらないと思います。それでも気になるようでしたら、白い斑点部分を取り除いていただければ、と思います。ご理解いただければ幸いです。

カラーピーマンについて・・・

お届けしているカラーピーマンですが、このところの寒さで色付きが悪くなってきました。そこで、これからは色付いていない青いカラーピーマンや、全部が色付いていないものもお届けしたいと思います。青いままでも普通のピーマンよりも肉厚で甘く、美味しく食べられると思います。もうそろそろピーマン類も終わりです。

旬をおいしく  カボチャ

News372
今年のカボチャ、坊ちゃん(手前の3ヶ)、九重栗(右奥)、冬至(左奥)の3種類です。

 以前にも書きましたが、今年は3種類のカボチャを作りました。そのうち、「坊ちゃん」と「九重栗」は豊作でした。一方、「冬至」は実つきが悪く、収量は少なかったです。「冬至」は貯蔵性が高いので、まずは「坊ちゃん」と「九重栗」からお届けしていきたいと思います。

 カボチャと言えば、煮たり、天ぷらにしたりというのが一般的ですが、こういった食べ方はいかがでしょうか?シンプルですが、美味しいです。ビールにも合いますよ!

カボチャのガーリックソテー

材料

 カボチャ 400g
 ベーコンの薄切り 100g
 ニンニク 1かけ
 塩 少々
 サラダ油 大さじ1
 パセリのみじん切り 少々

作り方

  1. カボチャ400gは種を取り、4mm厚さの薄切りにしてサッと茹でる。または、電子レンジ(500W)に4分間ほどかける。
  2. サラダ油大さじ1で、1cm幅に切ったベーコンの薄切り100gをカリッと炒め、紙タオルにとる。後に残った油で、カボチャを炒め、焼き色がついたら、ニンニク1かけの薄切り、先ほどのベーコンを戻して炒め、カボチャが柔らかくなったら、塩少々で調味して、パセリのみじん切りをふる。
(「きょうの料理」 NHK出版より)
通信くさぶえ 372号

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2008年9月29日 (月)

通信くさぶえ 371号

郵便払い込み用紙への記名をお願いします。

 郵便払い込み用紙でのお支払いをされている方にお願いがあります。最近、郵便局のATMで払い込み用紙を読み取れる機械が増えてきました。そのため、ご依頼人の住所、氏名が無記名でも郵便局員のチェックなしで払い込みが完了されるケースがあります。

 こちらに届く払い込み完了の通知で、誰から払い込まれたものなのか、分からない場合がありますので、ATMでの払い込みの際には、ご依頼人の住所、氏名が記入されているか、ご確認をお願いします。

そろそろサツマイモの季節です。

 めっきりと寒くなり、カボチャやサツマイモなどを食べたい季節になってきました。まずは、紫芋の「パープルスウィートロード」をお届けします。今年は少し小さめが多いようで、ネズミの食害も目立ちます。先日は、サツマイモ畑から出てきたハクビシンを見かけましたが、ハクビシンによる被害はなさそうでホッとしています。紫芋はポリフェノールたっぷりで、焼き芋にしても美味しいし、ジャガイモやピーマン、キノコ類などと一緒にオリーブ油で炒めて、塩・コショウでいただいても美味しいですよ。

 このところ雨が多くて、掘り出したサツマイモを天日で干す時間がなかなか取れません。もし出来るなら、お家で1~2日でも陽に当ててもらえると、甘みが増すと思います。

東京近郊の方にお知らせです。

 皆さんは、橋本不二子さんの水彩画を観たことがありますか?素敵な植物のカレンダーが人気ですが、実は、縁あって、くさぶえ野菜を食べていただいています。

 橋本さんから水彩画展のちらしをいただきましたので、東京近郊のお野菜のお客様も多いので通信にてお知らせします。右図はチラシの表紙です。カラーでお見せできないのが残念です。

 先日、橋本さんから面白い話を聞きました。橋本さんはいろいろな植物の水彩画を描いていますが、「農薬や化学肥料を使ったものを絵にならない、気が感じられない」そうです。そのため、「気がある」無農薬や有機栽培の植物を描いているそうです。葉の形や数など、細かい所で違いが見られるそうで、そういった違いを見抜く目とそれを書き分ける技術があるんだ、と納得しました。翻って、くさぶえ農園の野菜は気が感じられるのでしょうか?そういった野菜を作っていきたい、と思いました。

 東京近郊の方はもちろん、この時期に東京近辺にお立ち寄りの方は出掛けてみてはいかがでしょうか?

News371
通信くさぶえ 371号

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2008年9月26日 (金)

通信くさぶえ 370号

今年のカボチャは3種類あります。

 一部のお客様には先週からお届けを始めていますが、これから冬にかけてカボチャをお届けしていきます。昨年までは「かちわり」という品種のカボチャを作ってきました。「かちわり」は固定種で毎年種子を自家採取してきました。また、冬至カボチャの一種で置いておくと美味しくなり、冬至前後まで保存が可能でした。

 しかし、保存ができるということは皮がかたいということで、調理しにくいという声もありました。また、他のカボチャを作ると交雑してしまい、種子取りが出来なくなってしまうため、いろいろなカボチャを作ることが出来ませんでした。

 今年は、「かちわり」をやめて、ミニカボチャの「坊ちゃん」、栗カボチャの「九重栗」、冬至カボチャの「冬至」の3種類を作ってみました。それぞれ味の違いなどを楽しんでいただけたら、と思います。

自由の森学園の夏の体験学習 2008 感想文 PART.6

News370

 これで今年の体験学習の感想文は終わりです。今年もいい子たちでした。それぞれが何かを得てくれていたら、と願っています。

通信くさぶえ 370号

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2008年9月20日 (土)

通信くさぶえ 369号

スティックシュンギクを試作してみました。

 今週お届けするスティックシュンギクをお試しください。サラダにも出来るアクの少ないシュンギクです。皆さん、どうでしょうか?このシュンギクについても今後アンケートなどで感想を教えていただければ、と思います。

 このスティックシュンギクは、普通のシュンギクのようにどんどん伸びてくるわき芽を摘み取るのではなく、葉が上部に集中して椰子の木のような草姿で地上部全部を刈り取って収穫します。シュンギクは、特に抽苔しやすい春先は花芽が付きやすくて、なかなか良い状態のシュンギクが収穫できずに苦労しています。春先は野菜の種類が少ないので、何かいい野菜はないかと考えていたのですが、このスティックシュンギクを試してみることにしました。

 さて、一番気になるお味ですが、試食してみたところ・・・あれ、あんまりシュンギクっぽくない!?でも、サラダ感覚で生でパリパリと食べられる。シュンギク好きにはいまいちかもしれないけれど、シュンギクの苦手な人には食べやすいかも。

 これはお客様に試してもらうのが一番のようです。まずは、お試しを!

自由の森学園の夏の体験学習 2008 感想文 PART.5

News369
通信くさぶえ 369号

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2008年9月13日 (土)

通信くさぶえ 368号

枝豆とキュウリについて・・・

 8月の終わり頃から雨が多くて、ちょうど秋野菜の種まきや定植の時期と重なってしまい、畑が乾かずになかなか作業が進まない日々が続きました。天候と畑の乾き具合とにらめっこしながら、なんとか農作業をしています。また、夏野菜のためにももう少し暑い日が欲しいところです。

 今回は枝豆についてです。今年の枝豆はいかがでしょうか?夏の間、なるべく多くの枝豆をお届けしたいと、ここ2、3年試行錯誤を繰り返してきました。また、茶豆の美味しさは格別なので、茶豆系の品種を取り入れてきました。まだまだ改良の余地はありますが、ようやく夏の間切れ目なく枝豆をお届けできるような栽培体系が出来上がってきました。とりたての熱々の枝豆と冷えたビールが止められません!あと2週間ぐらいは枝豆がお届けできると思いますので、夏の味をお楽しみください。

 次にキュウリですが、露地栽培のキュウリがこのところの涼しさで勢いがなくなってきました。今週は少し秋晴れが続くということですが、キュウリの収量は落ち込んでいきそうです。少し不揃いのキュウリになりますが、最後なので送らせていただきます。

自由の森学園の夏の体験学習 2008 感想文 PART.4

News368
通信くさぶえ 368号

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2008年9月 5日 (金)

通信くさぶえ 367号

ナス、ピーマン、そしてトウモロコシについて・・・

 今年はナスをたくさんお届けすることが出来て、嬉しいです。くさぶえ農園は標高約1,000mの冷涼な高原にあるため、普通に露地でナスを育てると半身萎凋病が多発してしまいました。そこで、昨年はハウス栽培を試みましたが、それでも病気が出てしまいました。

 今年は、ナスを耐病性のある台木に接ぎ木する方法を試みました。接ぎ木苗は活着するまで、最初のうちは遮光して、霧吹きで水をかけて湿度を上げます。そして、朝夕に徐々に日に当てる時間を長くしていきます。一度だけ、朝の日に当てる時間が少し長すぎて、しおれた苗が出てしまい、活着できない苗が半分ぐらいありました。それでも、接ぎ木に成功したナスは定植後もほとんど病気の発症もなく、沢山の実を付けてくれています。また、ピーマンは新しい品種を試しましたが、肥料を変えた効果もあるのですが、ものすごく多産で穫れ過ぎて困ってしまうほどです。来年は株数を減らそうと考えているぐらいです。

 最後にトウモロコシですが、今年のトウモロコシは先週でお終いです。夏の短い間ですが、美味しい夏の味を楽しんでもらえたと思います。トウモロコシも終わって、これから少しずつ収穫の秋に向かっていきます。

自由の森学園の夏の体験学習 2008 感想文 PART.3

News367
通信くさぶえ 367号

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2008年8月31日 (日)

通信くさぶえ 366号

突然ですが、キラキラが急死しました・・・

 報告が遅くなりましたが、8月6日にキラキラが急死しました。毎夕、乳搾りをして本格チーズを作り、家族や周りの人と楽しんでいたのですが、ここのところ余り気味のインゲンをキラキラにあげると、大量に食べてしまい、お腹の中にガスが急激にたまってしまって死んでしまいました。鳴き声が変なのに気付いて、キラキラを見に行くと、お腹をパンパンにふくらませ苦しそうでしたが、獣医に連絡をして応急処置として油を飲ませようとしている中、およそ30分の間にもう動かなくなってしまいました。

 鼓脹症と言って、腐敗発酵した飼料やマメ科植物の食べ過ぎなどで起きるそうです。乾物の豆を大量に食べると胃破裂をするとは聞いていたのですが、生の豆もいけないとは知りませんでした。

 キラキラは、雑草や野菜くずなどをいっぱい食べてくれて、お乳を提供してくれただけでなく、母ヤギが事故死し、そのお腹から帝王切開で救い出され、居間のベビーサークルで1ヶ月ほど授乳して育ちました。美世も樹生もキラキラの成長を見て育ち、キラキラの初めての種付け、出産も立ち会いました。生き物が死ぬまでを間近で見せてくれたことに感謝しています。キラキラ、安らかに。そして、シロちゃんは元気に育てるからね。

自由の森学園の夏の体験学習 2008 感想文 PART.2

News366
通信くさぶえ 366号

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2008年8月24日 (日)

通信くさぶえ 365号

キュウリは露地物に移行します。

 くさぶえ農園では、例年通りお盆を過ぎた途端、日中は暑い日ざしもありますが、朝晩は寒いくらいで秋の気配が日に日に増してきました。アブラムシの被害にも負けずに復活してきたハウスのキュウリですが、そろそろ収穫終了の時期になってきました。これからお届けするキュウリは収量が上がってきた露地物になります。ハウスのキュウリは3月上旬に種まきしましたが、露地物のキュウリは6月中旬に種まきしたものです。種まきの時期をずらすことで、長期に渡ってキュウリをお届け出来るようにしています。露地栽培のキュウリはまだまだ出始めのため、小さめのキュウリも混じるかと思いますのでご了承ください。

 トマトはようやく収量が上がってきました。通信にも書きましたが、大雨の流れ込んだハウスのトマトは生育が暴れてしまったため、特大サイズのトマトも多いです。今年は、このようなトマトもお届けさせていただきます。

自由の森学園の夏の体験学習 2008 感想文 PART.1

 今年も自由の森学園の生徒がくさぶえ農園にやって来ています。中学3年生を含めて全部で6名の予定です。今年も元気な声がくさぶえ農園に飛び交っています。毎年恒例ですが、生徒の感想文を紹介していきたいと思います。

365
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2008年8月15日 (金)

通信くさぶえ 364号

セロリーをお届けします。

 今夏は雨が少なくて、その影響でセロリーの生育があまり良くありませんでした。でも、葉先が少し枯れているものもありますが、食べてみると結構いけるのでお届けします。すじが気になる方は皮をむいてお使いください。また、細かく刻んだり、包丁の腹でたたいたりしてもいいと思います。

 セロリーの茎を食べやすい大きさに切り、一口大の鶏もも肉と一緒に炒めるととても美味しいです。みじん切りしたニンニクをゴマ油で熱し、香りが出たら、鶏肉を炒め、火が通ったらセロリーを手早く炒めます。日本酒(紹興酒があればもっと良い)を入れて香りを付けて、塩、コショウで味をととのえて出来上がりです。病み付きになる旨さですよ!

 今年の夏は、お盆休みや夏休みで8月に宅配をお休みになる方やお届け日を変更される方が例年よりも多いようです。その変更のチェックは何重にも行っているのですが、それでもお届け日にお野菜が届かないことがありました。こちらの事務的なミスですので申し訳なく思っています。その際には、次の宅配日などにお客様の都合に合わせてお届けさせていただきますので、お手数ですが農園までご一報ください。

旬をおいしく  お野菜いろいろ

チャプチェ(牛肉と野菜の炒め和え、4人分)

 先日、夏野菜を見ていて、どうしても食べたくなって作りました。韓国料理は家庭にある材料でほとんど作れてしまうのでいいですね。使う野菜もいろいろと応用がきき、冷蔵庫に残ったお野菜を使いきる感覚でOKです。ナスやピーマン、ブナシメジを入れて、ニンジン、赤ピーマン、たけのこ、松の実はなしでも美味しかったですよ。野菜を炒めすぎず、シャキシャキ感を残すことがポイントです。

材料

 牛もも薄切り肉 200g
 キュウリ 1本
 ニンジン 1/2本
 生しいたけ 5枚
 赤ピーマン 2個
 たけのこ(水煮) 80g
 きぬさや 50g
 緑豆春雨 80g
 松の実 適量
 A
  しょう油 大さじ3
  砂糖 大さじ2
  おろしニンニク 小さじ1
  ゴマ油 小さじ1
 塩 適量
 コショウ 適量
 ゴマ油 適量
 すりゴマ 適量

作り方

  1. 牛肉は細切りにし、Aで和えて手鍋で炒りつけます。残った煮汁はとっておきます。
  2. キュウリ、ニンジン、生しいたけ、赤ピーマンは細切りにします。
  3. たけのこは熱湯でサッと茹でこぼしてから細切り、きぬさやはすじを取ってから塩少量を入れた熱湯で色よく茹で、細切りにします。
  4. 春雨は熱湯に入れて箸でほぐし、そのまましばらく置きます。芯がなくなったら流水で徐々に冷まし、ザルに上げてよく絞ってからザクザクと包丁を入れ、①の煮汁を含ませます。
  5. ②、③の野菜は一種類ずつゴマ油をしいたフライパンで手早く炒め、軽く塩、コショウをし、炒め上がった順に大きめのボールに入れていきます。
  6. ⑤のボールに④の春雨、①の牛肉を入れてよく混ぜ合わせます。全体が混ざったらゴマ油、塩、コショウで味をととのえ、仕上げにすりゴマをふります。
(「ジョン・キョンファのおいしいおかず」 ジョン・キョンファ著より)
通信くさぶえ 364号

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2008年8月 6日 (水)

通信くさぶえ 363号

トウモロコシが起き上がりました!

 前号でトウモロコシが倒れてしまったことを書きましたが、その後、日に日に立ち上がってきて、茎が折れ曲がってしまったものなどを除けば、倒れたトウモロコシのほとんどが起き上がってきました。株元が少し反って曲がっていますが、穂先はしっかりと天を向いています。いやはや凄いもんです。トウモロコシの生命力を感じさせられました。これからスコールのような雨と風がなければ、ほぼ全部のトウモロコシを送ることが出来そうになってきました。少し安心しました。

 今年のトウモロコシは、今まで栽培してきた「キャンベラ90」に加えて、さらに甘みが強く、皮が柔らかい「恵味86」という品種を作ってみました。「キャンベラ90」はほど良い甘さとトウモロコシらしい風味が気に入っていますが、最近は甘味の強い品種に人気があり、「恵味86」を試してみました。8月上旬までは「恵味86」をお届けして、それ以降は「キャンベラ90」に代わる予定です。今年のアンケートでお客さんにどちらが好みか聞いてみたいと考えています。どちらがお好みでしょうか?

 これら2品種は味の違いだけではなく、草丈が「キャンベラ90」の方が高く、「恵味86」の方が低いという違いもあることが、栽培してみて分かりました。そのため、先日の雨では「恵味86」の方はほとんど倒れませんでした。そういった意味でもこれからも栽培してみたいな、という気になってきています。

旬をおいしく  インゲン

今年はインゲンをたくさんお届けしています。今年初めて作った丸ザヤの「サクサク王子」は全然スジっぽさがなく、甘くてスナック感覚で食べられます。いろいろとご活用ください。

インゲンの豚肉巻きレンジ蒸し(4人分)

材料

 サヤインゲン 300g
 塩 大さじ1
 豚ロース薄切り肉 250g
 塩・コショウ 各少々
 酒 大さじ2
 ゴマ油 大さじ2
 A
  しょう油 大さじ2
  酢 大さじ1
  ゴマ油 大さじ1/2
  豆板醤 小さじ1
  長ネギ(みじん切り) 大さじ2
  ショウガ(みじん切り) 大さじ1

作り方

  1. インゲンはへたを取り、塩をまぶして軽くこすり、塩けを洗い流して水けをきる。
  2. まな板に豚肉を縦長に広げて並べ、塩、コショウをふり、手前にインゲンを4~5本ずつおいて巻く。
  3. 耐熱皿に②の半量を、巻き終わりを下にして並べ、酒、ゴマ油を半量ずつふり、ラップで軽く覆って電子レンジ強(500W)に約4分かける。残りも同様に加熱する。Aを合わせておく。
  4. ③の汁けをきって、熱いうちにAをかける。

■電子レンジはインゲンが柔らかくなるまで様子をみながらかけてください。

(「毎日の野菜おかず大百科」 家の光協会編より)
通信くさぶえ 363号

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2008年8月 3日 (日)

通信くさぶえ 362号

今年のキュウリとトマトについて・・・

 お届けしている今年のキュウリ(夏すずみ、枝成り王子)は、ハウスに定植した後にかなりアブラムシが付いてしまいました。そのため、キュウリの樹もダメージを受けて生育が滞り気味でした。どうやら初めて使った肥料がチッソ分が高いものだったため、チッソ優先の生育になってしまい、アブラムシの付きやすい状態だったようです。その後、天敵のテントウムシが大量に飛来して、たくさんの卵を産みつけてくれたおかげで、幼虫が孵るとアブラムシを食べまくってくれました。追肥には有坂さんの鶏糞を使い、かん水にも気を遣ったところ、なんとかキュウリの主枝の上の方と側枝が健全な葉を付け始め、生育が回復してきました。たくさんの花を付け始め、毎日たくさんのキュウリを収穫できるようになりました。

 野菜の生育を見て、生育の良くない原因を究明して対応することができたことは、僕にとって大きな経験でした。少しは百姓になれてきたのかもしれません。まあ、最初からアブラムシの付かないような野菜を作らなければいけないのですが・・・。

 一方、トマトは、ハウスに定植後の大雨がハウス内に流れ込んでしまい、水と一緒に肥料分を一気に吸ってしまい、樹が暴れてしまいました。株ごとに生育がばらついてしまい、追肥のタイミングが上手くいきませんでした。そのため、小さな実が多かったり、尻腐れが発生してしまったり、とあまりいい状態ではありません。
それでも、ようやく生育が安定してきたし、後から植えた雨よけハウスのトマトは生育が順調なので、8月に入れば次第にトマトの収量があがってくるものと思われます。それまでは、小さいトマトもお届けすることもあると思いますが、ご了承ください。

トウモロコシが倒れてしまいました・・・

News362
右側のトウモロコシは倒れていませんが、左側のトウモロコシは倒伏してしまいました。

 梅雨明けしてから暑い日が続き、そろそろお湿りが欲しいなあ、と思っていたところでしたが、先週末は2日続けてスコールのような夕立がありました。これから定植するキャベツやブロッコリーなどの畑にはありがたい雨でしたが、この雨でトウモロコシの大半が倒伏してしまいました。今年のトウモロコシには、堆肥と有坂さんの鶏糞をしっかりと入れて順調な生育をしてきたのに残念でなりません。

 トウモロコシを倒してしまったのは初めての経験で、それでも穂先を持ち上げてなんとか実を付けてくれるものなのか、実を付けたとしても実入りが悪いんじゃないか・・・などなど、今後どうなるのか分かりません。出来るだけ3、4株ずつ起こして束にして結んで助けてみようと考えています。少しでも多く実を付けて、皆さんにお届けできたら、と祈らずにはいられません。

有坂さんの卵について・・・

 この暑さのため、有坂さんの鶏たち、特に若鶏たちがぱったりと卵を産まなくなったそうです。申し訳ありませんが、有坂さんのお客さんを優先させていただくので、しばらく卵はお休みになりそうです。卵に余裕が出来次第、再開したいと思いますのでご了承ください。

通信くさぶえ 362号

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2008年7月23日 (水)

通信くさぶえ 361号

7月16日(水)にお届け分のお野菜について・・・

 先週の水曜日(7月16日)にお届けしたお野菜のうち、Sサイズのものはかさが少なくて申し訳ありませんでした。その次の出荷分(7月19日)にはキャベツが出来上がり、内容的にも充実してきましたが、この時期は夏野菜が取れ出すまでの端境期にあたり、毎年苦労しています。今年は、インゲンがこの時期に全員に入るように作付けを計画したり、小ネギをたくさん作付けたり、キャベツやレタス類が入るように作付けたりしてきました。それでも、天候により収穫時期がずれたり、収穫量が期待した量にならなかったりで、先週の水曜日のように満足のいく内容にならない事態が起きてしまいました。

 お野菜については、毎回の内容は同じというわけではなく、1年を通じてならして見ていただければ幸いです。7月16日(水)にSサイズをお届けした方には、次回以降で少し多めにお届けしていけたら、と考えていますので、ご了承ください。

今年もジャガイモに病気が出てしまいました・・・

 一昨年、昨年に引き続き、今年もジャガイモに疫病が出てしまいました。長雨が続いて、気温が高くなると疫病は一気に蔓延してしまいます。今年は、疫病対策として、今までの経験から疫病の発生の少ないメイクインの作付けを増やしたり、施肥量を見直して今までより肥料を少なくしたりしてきました。また前にも触れましたが、ジャガイモの葉にかき殻石灰をまいたりもしました。

 そのおかげか、今までは元気に生育してきたのですが、どうやらジャガイモの中では男爵が疫病に弱いらしく、男爵だけに疫病が一気に広がってしまいました。そして、そこから周囲の他の品種のジャガイモに少しずつ疫病が広がってきてしまいました。少しでも被害を少なくしようと、男爵を中心に疫病の被害のひどい株の地上茎を刈りました。

 地上部から始まった疫病の被害は次第にイモにまで及んでいき、イモが土の中で腐ってしまいます。そのため、8月には早めにジャガイモを掘り上げて、少しでも被害が少なくなるようにしたいと考えています。

旬をおいしく  キュウリ

たたきキュウリ(4人分)

 キュウリが美味しい季節になってきました。キュウリはいろいろな食べ方が出来て、身体を冷やしてくれる作用もあり、暑い夏を乗り切るためにいっぱい召し上がってください。

材料

 キュウリ 4本
 塩、しょう油 小さじ1
 ごま油 大さじ2
 白ごま 小さじ2

作り方

  1. キュウリに塩をまぶして板ずりし、しばらくおきます。
  2. しんなりとしたら、さっと塩を洗ってめん棒などでたたいて、食べやすい大きさに割り、調味料と合わせてごまをふります。
(「楽しい週末」 飛田 和緒 信濃毎日新聞より)

※塩や菜種油は、仕入れ次第、お野菜に入れてお届けしたいと思いますのでもうしばらくお待ちください。

通信くさぶえ 361号

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2008年7月17日 (木)

通信くさぶえ 360号

くさぶえ農園の新たな取り組み ⑤

 「昔はミネラルの補充なんて必要なかったんじゃないか?」という疑問について書きたいと思います。
昔は、例えば江戸時代の農民は夜が明けると我先に河川敷の青草を刈りに行っていたそうです。その青草と人糞などを使って堆肥を作っていました。今と違って、ダムや堤防もなく、河川の氾濫により河川の周囲はミネラルなどが豊富にある肥沃な土地でした。そこに育つ青々とした草にはミネラルが豊富にあり、その青草を使った堆肥はミネラルの豊富な良質堆肥だったと考えられます。そのため、畑にはミネラルを補充する必要がなかったのでしょう。昔の百姓は経験的に青草堆肥の良さを知っていたのです。

 今は、ダムにより土砂は堰き止められ、河川の氾濫原は堤防で狭められていますし、河川敷の草を刈ることもどこでも出来る状況ではありません。

 現在の状況では、畑の土壌を分析して、不足しているミネラルを補っていくやり方が必要だと納得しました。ミネラルが豊富な作物は、現代人に不足しているミネラルを補うことにもなり、食べる人の健康にも関わってくると思います。

 くさぶえ農園では、地元で手に入る堆肥や緑肥(前号359号参照)、有坂さんの平飼い養鶏の鶏糞、そしてミネラル肥料を3本柱として土作りを行っていきたいと考えています。(おわり)

News360

旬をおいしく  ズッキーニ

ズッキーニのオーブン焼き

 イタリアのマンマの家庭料理ですが、くさぶえ農園の定番料理となってきました。子供たちにも大人気です。新しいお客さんもいるので、また紹介します。

材料

 ズッキーニ 2本
 タマネギ、ニンジン、きのこなどのあり合わせの野菜少々
 ニンニク ひとかけ
 ハム、ソーセージ、ベーコンなど少々
 オリーブ油 大さじ3
 卵 2個
 チーズ・パン粉 各少々
 塩・コショウ 各少々

作り方

  1. ズッキーニはヘタとシッポのところを切り、縦2つ割りにする。そのうち、縦割り3つ(1.5本分)は外側を6、7mm残し船形にくり抜く。くり抜いた部分もとっておく。
  2. 残りの縦割り1つ(0.5本分)のズッキーニとあり合わせの野菜とハムなどを5mm角ぐらいに細かくきざむ。①でくり抜いたズッキーニも細かくきざむ。
  3. フライパンにたっぷりのオリーブ油を熱し、みじん切りのニンニクを炒め、香りが出たら②を炒め、しっかりめに塩、コショウをする。
  4. 野菜に火が通ったら、溶き卵を加えて半熟ぐらいに火を通す。
  5. ①のズッキーニに④をつめ、上にチーズとパン粉をふりかけ、200℃のオーブンで25~30分焼いたら完成!
通信くさぶえ 360号

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2008年7月12日 (土)

通信くさぶえ 359号

くさぶえ農園の新たな取り組み ④

 前号で書いたように、ミネラルの中でも苦土(マグネシウム、Mg)が重要であり、苦土を施肥した効果ははっきりと形となって現れてきています。

 しかし、苦土を入れて、光合成が盛んに行われるようになったことで、他のミネラルも野菜に吸収されるようになります。特に、ホウ素や鉄などの微量要素が欠乏してくることが多いそうです。そのため、今後土壌分析を行い、不足したミネラルを把握して、その不足分を供給することが必要となってきます。

 その際、施すミネラルは天然の鉱物であったり、化学的に合成されたものであったりします。つまり、くさぶえ農園は「無農薬・無化学肥料栽培」としてきましたが、「農薬を使わずに有機肥料を中心に」という大原則に変更はありませんが、その上で、微量ながらもミネラルの補充を行っていくというやり方にしていきたいと考えています。

 「何故、そんなことをするのか?」、「化学肥料が出来る以前はみんな有機農業だったんじゃないか?その頃にミネラルの補充なんて必要なかったんじゃないか?」・・・そんな疑問が僕の中にも正直ありました。この疑問についても小祝氏に分かりやすく教えていただきました。(つづく)

緑肥のすき込みをしました!

 ようやく夏野菜がお届けできるようになってきましたが、農園では秋作の準備が始まっています。4月に播いた緑肥用のエンバクをそのままトラクターですき込んでいきます。すき込むことでエンバクを分解する微生物が大量に増殖し、これから栽培する野菜が吸収しやすい形に変えていってくれます。堆肥を施用するのと同じような効果が期待できます。

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右側のエンバクを左側のようにすき込んでいきます。7月中に3、4回ロータリーをかけるとほとんど分解されていきます。

美味しい出会い ②

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 望月の喫茶店「YUSHI CAFE」でくさぶえ野菜の直売を始めて、素敵な美味しい出会いが生まれました。先々週紹介した塩に引き続き、今回は油を紹介します。

■美麻 なたね油(200㏄) 1,000円

 長野県大町市美麻で作られている菜種油です。「YUSHI CAFE」の店主 高塚裕士さんが直接現地を見学に行かれましたが、スキー場跡地の広大な土地に菜種とソバを栽培しているそうです。

 この菜種油はいろいろと手を加えずに搾った、「無添加 圧搾一番しぼり」なので、とても香りが良いです。太陽の光をいっぱい浴びた草っぱらの匂いにも似ているように思います。先々週に紹介した「銀葉藻と塩」や「味の決め手 塩」との相性は抜群で、くさぶえ野菜の美味しさをより一層引き立ててくれます。美味しい塩と油があれば、ドレッシングなんか要りませんね。

 よろしければ、塩と同じように野菜の宅配に入れてお届けしたいと思います。1本からご注文を承ります。

通信くさぶえ 359号

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2008年7月 3日 (木)

通信くさぶえ 358号

くさぶえ農園の新たな取り組み ③

News358

 前号に書いた土壌分析の結果を基にして、ハウスや春作の畑には初めて苦土(マグネシウム、Mg)を入れました。苦土はミネラルの中でも不足しがちで、光合成を行う葉緑体の中心に苦土があり、苦土がないと葉緑素が作れない、光合成も行われない、という重要な役割を担っています。

 その効果は目を見張るものがあり、特にキャベツやブロッコリーの葉が厚く、緑が濃く、つやがあり、生育が揃ってきました。また、全体的に生育がいつもよりも早いようです。カブの肌にも害虫の食害が少ないようです。食味については・・・皆さん、どうでしょうか?僕としては、新しい取り組みに手応えを感じ始めています。(つづく)

レタスが腐っているのがありました。

 お届けしているレタスの中に、外からは普通に見えるのですが、内葉を2、3枚めくると腐っているものがあります。梅雨の多湿な状態で病気の発生が多くなっているようです。チェックしながら収穫をしていますが、気が付かないものもあり、ご迷惑をおかけしています。このようなレタスがありましたら、お手数ですが、ご連絡いただければ有難いです。次回に代わりのお野菜を入れて対応したいと考えていますので、よろしくお願いします。

旬をおいしく  ビーツ

 ビーツはお客様の好き嫌いがはっきりと分かれるお野菜のひとつのようです。アンケートの結果を受けて、今年は作付けを減らしました。ビーツはポタージュにすると食べやすいのではないでしょうか。

ビーツのスープ(4人分)

材料

 ビーツ 中2個
 ジャガイモ 1個
 タマネギ 1/2個
 油 大さじ1/2
 スープ 3~3・1/2カップ
 ローリエ 小1枚
 塩 小さじ2/3
 コショウ 少々
 生クリーム 少々

作り方

  1. ビーツは皮を薄くむき、薄切りにする、まな板はぬらしておくと、赤く染まらない。
  2. ジャガイモは皮をむき、薄切りにし、ざるに取る。水をかけて表面のデンプンとアクを落とす。タマネギはみじん切りにする。
  3. 鍋で油を熱し、タマネギを炒める。しんなりしたらビーツ、ジャガイモを加え、スープを注ぎ、ローリエを加えて柔らかく煮る。
  4. ビーツ1~2枚を浮き実用に取り、ローリエを除き、ざるで具とスープに分ける。
  5. 具はフードプロセッサーに1~2分かけてなめらかにする。スープと合わせて鍋に戻して温め、塩、コショウで味を調える。取りおいたビーツは3~4mm角に切り、浮き実にし、生クリーム少々を落とす。

■スープは、時間があれば鶏ガラでとると美味しいです。コンソメスープの素などで代用も出来ます。

(「あずみのの食卓12か月」 久松育子より)

※「美味しい出会い ②」は次号に掲載予定です。

通信くさぶえ 358号

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2008年6月27日 (金)

通信くさぶえ 357号

くさぶえ農園の新たな取り組み ②

 前号から少し難しい話をしていますが、細かい所は理解していただけなくても(僕も理解を深めている最中です)、「ああ、こんなことに取り組んでいるんだ」ということが分かっていただければ、と思います。詳しく知りたい方は、小祝 政明氏の著書「有機栽培の基礎と実際 肥効のメカニズムと施肥設計(農文協)」と「小祝政明の実践講座1 有機栽培の肥料と堆肥-つくり方・使い方(農文協)」をご覧ください。小祝政明の実践講座はシリーズとしてこれから続々と発行される予定です。僕も楽しみにしています。

 さて、今回は土壌分析の結果について書きたいと思います。今年はハウス6箇所と春作の畑(露地)1箇所を土壌分析しました。ハウスで栽培するトマトやキュウリを中心にまずは取り組んでいます。それぞれの箇所について、pH(水・塩化カリ)、アンモニア態窒素、硝酸態窒素、可給態燐酸、交換性石灰(CaO)、交換性苦土(MgO)、交換性加里(K2O)、可給態鉄、交換性マンガンの10項目を分析しました。試薬を混ぜたり、試験管を洗ったり、いろいろと手間がかかり、これだけで1日仕事でした。

 その結果は場所によって様々ですが、全体としては石灰過剰の傾向が見られました。これは今まで市販鶏糞を主体として使っていたためで、鶏糞によっては約2割も石灰分が含まれているものがあるからです。そのため、phが高くなったり、ミネラルバランスが崩れてしまったりするので、このバランスを数年かけて補正していくことが当面の施肥設計の目標になりそうです。(つづく)

美味しい出会い ①

News357
銀葉藻と塩(150g) 680円 味の決め手塩(250g) 680円

 望月の喫茶店「YUSHI CAFE」でくさぶえ野菜の直売を始めたことは以前書きましたが、その中で素敵な美味しい出会いが生まれました。2週にわたって紹介したいと思います。

 まずは美味しい塩です。望月の美味しい蕎麦屋「職人館」の館主である北沢 正和さんが美味しいお塩を2つ商品化しました。

■銀葉藻と塩(150g) 680円

 「銀葉藻と塩」は、新潟の澄みきった海水と海藻「銀葉藻」を薪でゆっくり釜炊きして、自然塩と海藻の美味しさを調和させました。海藻の旨味の加わった美味しい塩です。

■味の決め手 塩(250g) 680円

「味の決め手 塩」は、フィリピンの澄みきった海に面した漁村で、昔ながらの塩田で天日干しして作られた塩です。加熱されていない、まろやかな塩味です。昨秋は、この塩で野沢菜漬けを作りましたが、まろやかな漬け上がりで美味しかったですよ。

美味しい野菜は、美味しい塩と出会うと、その美味しさがより引き立ちます。ご要望があれば、野菜の宅配に入れてお届けしたいと思います。1袋からご注文を承ります。よろしければお試しください!

通信くさぶえ 357号

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2008年6月18日 (水)

通信くさぶえ 356号

くさぶえ農園の新たな取り組み ①

 くさぶえ農園では、今年から㈱ジャパンバイオファームの小祝氏の提唱する有機栽培を取り入れ始めました。小祝氏は、経験や勘に頼るだけでなく、土壌分析に基づいた客観的なデータを駆使した有機農業の実際を指導しています。僕たちのように新規就農したばかりの経験や勘も乏しい有機農家には、非常に学ぶべき点が多いと感じています。

 有機栽培をすると、作物の根の張りが良くなり、根から分泌される根酸も多くなります。すると、土中の養分がどんどん吸われて、始めの頃は収量・品質ともに素晴らしい成果があがります。しかし、4、5年も経つと、土中のミネラル不足などにより、収量・品質が「頭打ち現象」を起こしてしまうそうです。

 くさぶえ農園でも、有機栽培を始めて8年目を迎えましたが、思い当たる点が多々あります。また、これまでの様々な栽培方法の積み重ねの中で、土壌の物理性の改善(土の団粒化が進み、ふかふかの土になってきた)、生物性の改善(農薬を使わず、緑肥や有機肥料を用いて土壌中の有用微生物を増やすことを心がけてきた)が図られてきました。その上で、土壌の化学性を改善する(土壌中の養分不足を補う)ことは、くさぶえ野菜の収量や品質を更に良くするために必要なことと考えています。(つづく)

旬をおいしく  カブ

 今年も美味しくカブが出来ています。我が家では生のままサラダに入れたり、さっとゆがいてソテーしたり、パスタに入れたりしています。先日、たまには変わった食べ方をということで下記のような料理をしてみたら、もう子供が食べる、食べる。子供用には、豆板醤の代わりに甜麺醤を使いました。カブではなくて、大根でも美味しいと思います。

カブのマーボー風炒め(4人分)

材料

 カブ 5個
 豚ひき肉 200g
 ニンニク(みじん切り) 1/2かけ分
 長ネギ(みじん切り) 8cm分
 塩 適量
 サラダ油 大さじ1
 豆板醤 小さじ1~2
 酒 大さじ2
 A 砂糖 大さじ1
   しょう油 大さじ2・1/2~3
 カタクリ粉 大さじ1/2
 ゴマ油 大さじ1/2

作り方

  1. カブは茎を約2cm残して葉を切り落とし、皮をむいて縦に6~8等分のくし形切りにする。ボウルに入れ、塩小さじ1をふって混ぜ、15~20分おく。
  2. カブの葉はさっと塩ゆでし、冷水に取って冷まし、水けを絞って2cm長さに切る。
  3. ①のカブを水で洗い、水けをふく。
  4. 中華鍋にサラダ油を熱し、ひき肉、ニンニク、ネギを入れてほぐしながら炒める。肉の色が変わったらカブを加えて炒め、豆板醤を加えてさらに炒める。全体がなじんだら酒をふり、水1/2カップを加えて煮る。
  5. 煮立ったらAを加え、カブの葉を入れて約2分炒め合わせる。カタクリ粉を倍量の水で溶いて加え、とろみがついたらゴマ油を回しかけて器に盛る。
(「毎日の野菜おかず大百科」 家の光協会編より)
通信くさぶえ 356号

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2008年6月 9日 (月)

通信くさぶえ 355号

今年のジャガイモ、ニンジンはどうでしょうか?

News355
ここまで順調に生育しているジャガイモ畑です。除草と土寄せを兼ねて管理機で中耕しました。

 ジャガイモは、昨年と一昨年と2年続けて長雨の影響を受けて、疫病を蔓延させてしまい大幅な減収となってしまいました。今年はどうしてもジャガイモを失敗したくないと決意して望んでいます。今年は肥料を控えめにして栽培することで、病気が発生しにくくなることを期待しています。また、これからジャガイモの花が咲きますが、その頃に葉が真っ白になるぐらいにかき殻石灰をまきたいと考えています。石灰防除は病気に対してかなりの効果があるようで試してみようと思います。

 また、ニンジンも今年は力を入れていきたいものの一つですが、4月に播いたニンジンは播種直後の雨で地表面が固まってしまい発芽が悪くて失敗してしまいました。でも、初めて試みたミニニンジンはとても良く出来上がりました(今、お届けしているものです!)。また、5月に播いた2作目のニンジンは播種量を増やしたことが功を奏し、発芽は良好です。

 いろいろ試行錯誤しながら、安定してジャガイモやニンジンが収穫出来るようにしていきたいと思っています。

有坂さんから聞きました。 飼料価格の高騰について

 有坂さんの卵が再開しました。久しぶりにいただく味は格別ではないでしょうか。そんな折り、有坂さんから今の日本の養鶏の状況について伺うことが出来ました。

 知っての通り、現在穀物価格が高騰しており、養鶏の飼料用のトウモロコシなども例外ではありません。農協価格では1年前の倍近くにまで上がっているんじゃないか、ということでした。飼料価格の高騰の影響は、大規模に養鶏をしているところほど大きいそうで、数千羽を飼育するような大規模養鶏農家で廃業に至るところも出てきたということです。「このまま行けば、卵は貴重品で風邪をひいた時にしか口に出来ない、なんて一昔前に戻っちまうわ。」と言った、有坂さんの冗談も冗談でなくなる日が来るかもしれません。

 それほど、この飼料価格の高騰には構造的な問題があり、深刻なものであると思います。問題の一つとして、穀物を食用でなく燃料に使うバイオ燃料の製造があります。飼料用トウモロコシがバイオ燃料用にまわされることで、飼料用穀物が不足し、穀物価格が上昇してしまいます。またアメリカでは、燃料用に高く買ってくれるトウモロコシを作付けするために、今まで栽培していた日本に輸出用の遺伝子組み換えでない大豆の作付けを減らしていく動きもあるようです。その背景には、穀物の生産・加工・流通を支配している多国籍企業の存在や、食料を投機の対象としている現状の問題があるように思います。

 ローマで開かれた「食料安全保障サミット」では、このバイオ燃料問題は食糧危機の一要因とされ、サミットで解決の方向を打ち出すことが求められていましたが、米国やブラジルなど推進国とその他の批判国の対立が解消されず、宣言では「徹底的研究」と「国際対話の促進」の文言にとどまりました。

 一朝一夕には解決できない問題ですが、日本に出来ることの一つとして「食糧の自給」があるのではないでしょうか。飼料用作物も含めて、自国で生産できるものは生産する、という基本に立った日本農業の見直しが必要だと思います。安全な国産野菜や卵を食べるためにどうしたらいいのか、考えていきたいと思います。

通信くさぶえ 355号

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2008年6月 5日 (木)

通信くさぶえ 354号

田植えをしました!

News354
賑やかな田植えの風景です。田植えが終わり、水の張った田んぼに整然と稲が並んでいる光景はいつ見ても綺麗なものです。

 雨が止んですっきりと晴れた6月1日(日)に田植えをしました。子供たちは、いとこやその友達も加わり、カエルやドジョウを捕まえたりして、泥んこになって楽しんでいました。ほんの少しですが、子供たちにも稲を手植えしてもらいましたが、面白くて止まらなくなるほどでした。

 今年も豊作であって欲しいと願っています。昨年のように少しですが、お野菜のお客様にお分け出来たら、と考えています。

雑誌「自休自足」にちょっとだけ載りました・・・

 前号にも書きました、同じ望月にある喫茶店「YUSHI CAFE」が、「自休自足」という季刊誌に「古き良き街に暮らす」というテーマで取り上げられました。店主の高塚 裕士さんは、「望月の魅力は、面白い活動をしている人が大勢いるところ。その点と点がつながれば、きっと大きな力になると思うんです。」と語り、職人館の北沢 正和さんや大沢酒造の大澤 実さんらと共にくさぶえ農園を紹介していただきました。

 YUSHI CAFEでは、お店の料理やパンに農園の野菜や小麦を使っていただいたり、くさぶえ野菜の直売を始めさせていただいたりと、とてもいい関係が出来てきたな、と喜んでいます。

 「自休自足」は6月3日発売です。興味のある方はご覧になってみてください。

旬をおいしく  カブ

 これからお届けするカブは、くさぶえ農園では今シーズンから初めて作る品種で「スワン」といいます。肉質が柔らかく甘みがあり、サラダ用にも使えるカブです。生で食べるとその美味しさが分かるかと思います。また、こんな漬け方で、サラダ感覚で食べても美味しいですよ。

水漬け

  1. カブは厚さ1、2cmのくし形に切り、ショウガは皮をむいて繊維に沿ったせん切りにする(カブの葉や茎もざく切りにして加えても美味しい)。
  2. 瓶に水3カップ(カブを入れた時にひたひたになる量に調整してください)、塩、ショウガ、コブ茶を入れて、よく振って混ぜる。
  3. 湯を沸かし、カブを入れて湯通しをする程度にさっと茹でる。生っぽさが残る方が美味しいです。水気を切ってすぐ②に漬ける。冷めたら蓋をして、冷蔵庫に入れる。半日ぐらいで食べられます。

■この漬け方はカブ以外でも、白菜やキャベツ、水菜などでも美味しく出来ます。我が家ではコブ茶の代わりに塩コンブを大さじ1ほど入れて作っています。その場合には、塩を1/3ほど減らして塩加減を調節します。

(「小林カツ代の漬けものとっておき」 小林 カツ代著より改変)
通信くさぶえ 354号

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2008年5月29日 (木)

通信くさぶえ 353号

今年も南部小麦が倒伏してしまいました・・・

 今春は、昼間は真夏日の暑さなのに、朝晩は冷え込んだりとおかしな天気が続いています。これも温暖化の影響なのでしょうか。それでも、ここにきて春らしくなり、木々の緑も鮮やかになってきました。エゾハルゼミも鳴き出し、小麦が出穂してきました。畑も少しずついろいろな野菜で賑やかになってきました。

News353_1
南部小麦が出穂しました。が、この撮影の後の大雨で半分ぐらい倒伏してしまいました・・・

 そんな中、先週末の大雨で南部小麦が半分ぐらい倒伏してしまいました。穂が出てきて重くなってきたところに、雨に濡れた重みで倒れてしまいました。隣に播いた薄力種の小麦は全然倒れていません。強力種は薄力種に比べて背が高くて倒れやすいのです。これは、梅雨のある日本で強力種の小麦が作りづらい理由の一つなのです。恐らく、いい天気が続けば再び起き上がってきてくれると思います。その生命力には驚きますが、それでもこの先、何度も長雨が続くとべったりと倒れてしまい回復出来なくなってしまいます。そうなると、穂が水分を吸ってしまい、穂発芽といって芽が出てしまい、小麦粉になりません。これから収穫までの2ヶ月ほど天気を睨みながら、南部小麦よ、がんばって!と応援したくなります。

お野菜の袋を変えました!

葉物類を中心に入れる袋を今シーズンから変えてみました。防曇(ボードン)袋と言って、袋の内側が曇らないので野菜の鮮度保持機能が高い袋です。昨年よりプレハブ冷蔵庫を導入して、収穫した野菜を袋詰めした後にこの冷蔵庫で予冷してやり、最後に箱詰め作業をして野菜の鮮度維持に努めてきました。しかし、今まで使っていたビニル袋では、予冷した後にその温度差で袋の内側が曇ってしまい、そのため、かえって野菜の鮮度が落ちてしまう場合もあったのではないか、と気付きました。

 袋の単価は倍近くになってしまいますが、より新鮮な野菜をお届けするために防曇袋を試していきたいと考えています。お手元に届いた野菜たちはどうでしょうか?気付いた点などありましたら、教えてください。

YUSHI CAFEで、くさぶえ野菜の直売が始まりました!

 昨年、通信で紹介しました望月町内の喫茶店「YUSHI CAFE」で、5月のGWよりくさぶえ野菜の直売を始めました。毎週末(土・日)に行う予定でいます。地元の人たちとも、くさぶえ野菜を通してつながっていきたい、という思いを喫茶店の高塚 裕士さんに受け止めていただき、実現しました。

 くさぶえ農園では、宅配を中心に行い、余剰農産物を直売するといったやり方を模索していきたい、と考えています。

News353_2
通信くさぶえ 353号

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2008年5月20日 (火)

通信くさぶえ 352号

野菜の宅配を再開します!

 いよいよ野菜の宅配が再開しました。今シーズンもよろしくお願いします。今春は、雨がたくさん降り、畑の乾燥具合は問題なかったのですが、暖かい日があったかと思うと、朝晩の寒い日が続いたりして、野菜の生育にバラつきが見られました。もう既に2つの台風の影響で雨が降ったりしていて、今年の台風の進路はどうなんだろうか、と今から心配になります。ミャンマーのサイクロンのように温暖化の影響で台風の勢力が今まで以上に強くなったり、台風の進路に変化が出てきたりすることも考えられます。

 また、畑のキャベツがいくつかシカに食べられてしまいました。全国各地でシカが増えており、食害が問題になっていますが、ここ望月も例外ではないのかな、と思いました。

 いろいろと先行き不安なところもありますが、くさぶえ農園では今年から土壌分析に取り組み、春の野菜にもミネラル類の補充を試みています。その影響か、例えば、キャベツやブロッコリーの葉が今までよりも厚く、照りのある濃い緑色をしています。味にも影響があるだろうと今から楽しみにしています。他の野菜たちはどうでしょうか?皆さんも楽しみにしていてください。

 今春から研修生の二十歳の女の子が農作業を手伝ってくれています。自由の森学園の卒業生で、高校生の時にくさぶえ農園に農業体験にやって来たことがきっかけとなり、農業の道を志したようです。高校卒業後は八ヶ岳中央農業実践大学校で2年間農業を実地に学び、大学校を卒業して、くさぶえ農園で研修をすることになりました。農業体験を通して、こんな出会いも生まれたことを嬉しく思っています。今後、彼女の紹介などもしていきたいと思います。

News352
子ヤギのユキちゃん(♀)とシロちゃん(♀)です。一緒にいるのは母ヤギのキラキラです。出産ご苦労様でした。

子ヤギが2匹産まれました!

 4月19日にくさぶえ農園で飼っているヤギ、キラキラが2匹の子ヤギを出産しました。お昼前の出産で、子供たちや近所の友達も一緒に立ち会うことが出来ました。生き物が産まれる瞬間と子ヤギが懸命に立ち上がろうとする姿は、子供たちだけではなく、大人たちにも深い感動を与えてくれました。子供たちも子ヤギの世話をせっせとしてくれています。

ブログを立ち上げました!

 プロバイダーの変更に伴い、ホームページを閉じてから随分経ってしまいましたが、ようやくブログを立ち上げることが出来ました。これから通信の内容も随時アップしていきたいと思っています。よろしければご覧ください。

blog:http://kusa-bue.cocolog-nifty.com/blog/ (Googleで「くさぶえ農園 佐久」を検索)

■有坂さんの卵をご注文いただいている方へ
 有坂さんの卵は来週か再来週には様子を見ながらお送りできるかと思います。ご迷惑をおかけしますが、もうしばらくお待ちください。

通信くさぶえ 352号

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2008年2月11日 (月)

通信くさぶえ 351号

お世話になりました。再開までお待ちください。

 前回お知らせした通り、今週で今シーズンの宅配は終わりです。来シーズンは、長ネギ、小ネギ、葉ネギなどのネギ類を作る目処がようやく立ってきたので、たくさんお届けしたいと考えています。前回も少し書きましたが、サラダセットも好評のようで力を入れたいと考えています。特に夏場の玉レタスが軟腐病などになりやすく、リーフレタスを4種類ほど試していくつもりです。また、トウモロコシや枝豆もこれまで以上に長い期間お届けできるように作付けを検討しています。そして、近くの有機農家たちと一緒に土壌分析にも取り組んでいきます。科学的にデータを蓄積しながら、特にミネラル類を補充することでより品質の良い作物ができることを期待しています。来シーズンの新たな取り組みを簡単に書きましたが、アンケート結果を受けていろいろと考えていきたいと思っています。

 このところ農薬入りギョーザが世間を騒がしていますが、いかに日本の「食の安全」が脆弱なものであるかを改めて思いました。事故なのか、事件なのかさえ未だにはっきりとしませんが、しっかりと原因究明されることを望んでいます。この件について興味深い記事がありましたのでお伝えしたいと思います。

「(前略)しかしここで私たちが問わなければいけないことは、食べ物の安全性ということだけなのだろうか。そう考えてしまうのは、「食べ物の安全性」が私たちの身体から遠く離れたものになっている、ということを今回の事件は感じさせるからである。
 今日の食べ物の安全性は何によって確保されているのだろうか。いつの間にか私たちは、食べ物それ自体の安全性ではなく、食べ物を提供するシステムを信用するしかなくなっている。中国では輸出用食品は、かなり厳しい管理システムの下におかれているはずだとか、そのシステムに弱点があると不安だとか。あるいは日本の輸入品の検査システムは完全だろうかとか、販売システムや国の安全基準は十分なものなのか、とか。
 そういうシステムを信用して判断するしか、私たちには判断基準がない。ところがそういったシステムについて、私たちはほとんど何も知らない。今回は大きな事件になったのでその一端が報道され、伝えられているけれど、そういうことがなければ多くの人が知ることはないし、またいま伝えられていることといっても、システムの全体の姿ではないだろう。

 現代とは、自分のよく知らない、あるいは手の届かないところにあるものを、判断しながら生きなければならないという困難を、私たちに与えた時代である。(後略)

(信濃毎日新聞 2008年2月9日 「風土と哲学 日本民衆思想の基底へ」 内山 節(哲学者)から抜粋)」

 この事件の本質を考えさせられる視点であると思います。自分の口に入るもの全てを把握することは、今の状況では不可能に近いとは思いますが、せめて基本になるものぐらいは安心・安全であるものを食べたい。そういったものをお届けできる方法の一つとして自分達が行っている宅配の意義があるのではないか、と思いました。作り手と消費者の「顔の見える関係」をいかに築いていくのか、そういった関係をいかに広げていくのか、自分達の出来ることは微々たるものかもしれませんが、考え行動していきたいと思います。1年間ありがとうございました。

通信くさぶえ 351号

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2008年2月 4日 (月)

通信くさぶえ 350号

今シーズンの宅配の最終は2月16日(土)です。お世話になりました!

 前回、今シーズンの宅配は2月いっぱいぐらいとお知らせしましたが、お野菜の残りの状況を確認したところ、2月16日(土)までで今シーズンの宅配は終わりにしたいと思います。小松菜や水菜などの収量が思ったほどなさそうで、少し早めの終了となりますがご了承ください。

 例年通り、3月に入れば来シーズンの種まきが始まり、それらの野菜が育つ5月中旬頃には宅配を再開したいと考えています。5月始めまでには再開のお知らせをしたいと思います。来シーズンもよろしくお願いします。

 早めの宅配終了のため、ジャガイモ、大根、ホーレンソウなどが余り気味です。ご希望の方にはこれらのお野菜をお分けしたいと思いますので、ご連絡ください。

 前回触れたホーレンソウの続報ですが、種苗屋さんから、病気の可能性もあるが、何らかの欠乏症の可能性もあると聞きました。冬場のハウスは低温で水も少ない環境で、その中でじっくりとホーレンソウは生長していきます。その際、必要な養分を十分に土から吸収できない可能性があるという話でした。でも、病気なのか欠乏症なのかを判断するには十分な経験を積んだ研究員の方にでもみてもらわなくては分からないそうです。

お野菜のアンケートにご協力ください。

 今週から今シーズンのお野菜についてのアンケートを同封していきます。お手数ですが、これからの野菜作りに生かしていきたいと思いますので、忌憚のないご意見をお寄せください。来シーズンはサラダセットに力を入れていきたいと考えていますので、その方向性についてもご意見がいただければ幸いです。来シーズンに向けて考えていることは次号紹介したいと思います。

 来シーズンの宅配のお届け曜日を現在の火・土曜日から水・土曜日に変更できれば、と検討しています。火曜日にお届けしているお客様にはご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんが、可能かどうかアンケートの中で教えていただきたいと思います。実は、火曜日にお届けするお野菜を前日の月曜日に出荷していますが、ハッピーマンデーの影響でその出荷日に子供たちの保育園がお休みになってしまい、出荷作業に追われて満足に子供たちの相手をすることができないといった事態が生じています。こちらの一方的な都合で申し訳ないのですが、ご理解を賜りたく存じます。尚、土曜日にお届けしているお客様には変更はございません。

旬をおいしく  大豆のもどし方

 五目豆にしたり、大豆サラダにしたりしても美味しい大豆、いろいろとご活用ください。大豆を簡単にもどすには、電気ポットや保温調理器に大豆と熱湯(大豆の3倍の量)を入れて、3~4時間おきます。電気ポットを使う場合はコンセントを抜いておかないと吹きこぼれますのでお気を付けください。そのまま柔らかくなるまでアクを取りながら煮てください。柔らかく煮てから調味料を加えないと大豆がかたく仕上がりますのでご注意ください。柔らかく煮た大豆を調味せずにそのまま冷凍保存しておくと重宝しますよ。

通信くさぶえ 350号

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2008年1月28日 (月)

通信くさぶえ 349号

ホーレンソウについて・・・

 前回少し触れたホーレンソウの病気について話したいと思います。お届けしているホーレンソウがモザイク病という病気に罹っています。株が小さい頃に発症し、大きくなるにつれ少しずつですが症状が改善されてきています。それでも中心部分の若葉が縮れていたり、葉先が少し枯れているものが目立ちます。

 このモザイク病にはここ数年悩まされていますが、だんだんその状況が分かってきました。ホーレンソウを栽培しているハウスでは夏場にトマトやキュウリなどの果菜類を栽培しています。このモザイク病の病原ウイルスは恐らくキュウリモザイクウイルスが主体となっていると思われます。このウイルスはアブラムシによって伝染されますが、宿主となる植物は非常に多く、トマトもキュウリもホーレンソウも含まれます。恐らくハウスの中で、例えば「夏場の果菜類 → 冬場のホーレンソウ → 夏場の果菜類 → 冬場のホーレンソウ → ・・・」というサイクルの中で、ウイルスが周年生存可能な環境が成立していて、年々その勢力が強まってきたのではないかと考えています。

 昨秋のホーレンソウ播種前には、堆肥を入れて約3週間養生し、土の中で有用な微生物たちを増やすことでウイルスなどの悪さをする微生物の活動を抑え込もうとしましたが、上手くいったところとそうでないところが出来てしまいました。

 来シーズンは、このウイルスの連鎖を断つためにハウスの輪作の中にトウモロコシ、ネギなどを組み込もうと考えています。また今シーズンのように堆肥などで有用微生物を増やすような施肥設計も行っていきます。こういった対応もようやく出来るようになってきましたが、上手く病気を抑え込むことが出来るのか、試行錯誤が続きます。

 なお、植物ウイルスは人間に移ることはないそうです。気になる方は、葉がちぢれていたり、少しかれているところを取り除いて調理してもらえれば、と思います。よろしくお願いします。

お野菜のお届けは2月いっぱいを予定しています。

News349
雪は10cm以上積もりました。一面の銀世界です。子供たちとカマクラも作りました。

 今シーズンの宅配は2月末までを予定しています。お野菜の状態によって若干は終了日が前後するかもしれませんが、また2月中旬頃に様子を見てお知らせしたいと思いますので、もうしばらくの間、くさぶえ農園のお野菜をお楽しみください。

 2月に入ったら、今シーズンのお野菜についてアンケートも予定していますので、皆様にご協力いただければと思います。

 農園でも、来シーズンに向けて作付けを考えて、種の注文をする時期になってきました。今シーズンの反省をいろいろと生かしながら、皆様にさらに満足していただけるような野菜作りに挑んでいきたいと考えています。来シーズンに向けて準備していることなどについても、これから通信でお伝えしていきますので楽しみにお待ちください。

通信くさぶえ 349号

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2008年1月21日 (月)

通信くさぶえ 348号

大根を土の中から掘りあげています。

 今シーズンの冬大根の貯蔵は、卵でお世話になっている有坂さんに教えていただいた方法を試してきました。それは、収穫した大根(葉を落としたもの)を大きなビニル袋に入れ、それを米袋に入れて貯蔵するという方法です。ビニル袋に入れるので適度の湿り気を保って保存でき、1袋に大根十数本を入れて、その袋を重ねて貯蔵できるので貯蔵スペースが有効に使えるという利点があります。この方法もかなりいい状態で保存できるのですが、ビニル袋に付いた水分が逆に大根の傷みにつながってしまうこともあります。

 大根の半分は土の中に埋めておいたのですが、土は適度な湿り気があって過湿にはならず、また温度もほぼ一定して貯蔵でき、やはり土に勝るものはない、といった感じがします。土の凄さを改めて感じました。

 これからお届けする大根は土の中から掘りあげたものになっていきます。

News348 また、お届けしているホーレンソウですが、いくらか病気で中心部分の若葉が縮れていたりするものがあるかと思います。気になる方は取り除いて調理してください。

旬をおいしく  花豆

 昨年の花豆は通信でお伝えした通り、台風で支柱が倒されてしまい、収穫があまり出来ませんでした。申し訳ありませんが、今シーズンは毎週のお客様のみに入れさせていただきます。ご了承ください。花豆の食べ方はやはり甘煮が定番ですが、茹でた花豆を野菜スープに入れたり、茹でた花豆を熱いうちにドレッシングに玉ねぎと共に20~30分漬けてから他の野菜と和えて豆サラダにしたりしても美味しいですよ。

花豆の甘煮

材料

 花豆 150~200g
 砂糖 3/4~1カップ弱(砂糖は花豆と同量が基本)
 塩 小さじ1/4

作り方

 花豆は5倍ぐらいの水に浸け、1晩かけて十分に吸水させ、丸くふくらんでシワがないぐらいにしておきます。

<圧力鍋の場合>

  1. 吸水させた花豆を浸け汁ごと圧力鍋に入れて煮る。
  2. 1回目は、加圧し7分ぐらい煮て、じっくりと冷ました後、ゆで汁をこぼし取り替える。
  3. 2回目は、加圧し5分ぐらい煮て、またじっくり冷ます。
  4. その後、お好みの味に調味する。

<普通の鍋の場合>

  1. 吸水させた花豆を浸け汁ごと鍋に入れて、中火にかけて煮る。
  2. 煮立ったらゆで汁を捨て、新しく豆の4~6倍の水を入れて、中火にかけ、煮立ったら弱火にして蓋をして、吹きこぼれないくらいの火加減で柔らかくなるまで煮る。
  3. その後、お好みの味に調味する。
通信くさぶえ 348号

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2008年1月14日 (月)

通信くさぶえ 347号

ちょっとですが、「美味しんぼ」に載りました・・・

 何回かお知らせしてきましたが、漫画雑誌「ビッグコミック スピリッツ」(小学館発行)の先週号の「美味しんぼ」で長野県東信地方の有機農家が取り上げられました。日本の農業の未来に光を見出したような、とても好意的な書き方でした。僕としてもいろいろと協力し合ったり、刺激を受けたりしている仲間の有機農家が取り上げられて嬉しく思いました。

 最後のコマで、「今回、次の方々には取材に協力していただきながら、紙幅の都合で登場願えなかったことをお詫びします。みなさまのご協力に感謝し、これからのご努力ご発展をお祈りします。」として10数名の方が名前入りで紹介されていて、その中に僕も登場しています。

 正直言って、これまでの食の安全についての連載ではあまり突っ込んだ内容がありませんでした。あまりにも有名になり、社会への影響力の強くなった「美味しんぼ」ではいろいろなことを書くことに制約があるのかなあ、と思ってしまいます。でも、「こんなに有機農業をしている若い人たちがいるんだ!」ということは、どうしても伝えたかったんだ、という雁屋氏の思いが伝わってきました。

 機会があれば読んでみてください。

旬をおいしく  壬生菜&水菜

 お届けしている壬生菜と水菜は、鍋物や漬け物、サラダなどに利用されている京野菜です。独特の風味とさわやかな辛味、そしてシャキシャキとした歯ごたえが魅力で、カルシウムやビタミンCが豊富です。たっぷりと召し上がってください。今回紹介するハリハリ鍋は壬生菜でもOKです。

水菜と豚バラ肉のハリハリ鍋(4人分)

材料

 水菜 200g
 豚バラ薄切り肉 250g
 油揚げ 2枚
 だし汁 4カップ
 A しょう油 大さじ3
   みりん・酒 各大さじ1
 B 白練りゴマ 大さじ4
   しょう油・みりん 各大さじ1
   鍋の煮汁 大さじ3
   かんきつ類の搾り汁 適量

作り方

  1. 油揚げは油抜きして縦長に4つに切ってそれぞれひと結びする。水菜は根を切り落として、ざく切りにする。
  2. 土鍋にだし汁を入れてAで調味し、油揚げを入れる。5分ほど煮てから、豚肉を広げて加え、肉に火が通ったら、水菜を加えてさっと煮る。
  3. 好みでスダチなどのかんきつ類の搾り汁か、Bを混ぜ合わせたゴマだれで食べる。

(「毎日の野菜おかず大百科」 家の光協会編より)

通信くさぶえ 347号

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2008年1月 7日 (月)

通信くさぶえ 346号

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!

News346  いよいよ新しい年になりました。年末年始に雪が降って一面の銀世界になったかと思うと、3月並みの暖かい日になったりと、今年も天候には悩まされそうな気がします。農業をしていると、温暖化の影響を肌で感じることが多くなってきましたが、一人一人が展望を持って出来ることから取り組んでいかなければいけない、とつくづく思います。

 もうしばらくは宅配も続きますので、冬の野菜の味わいをお楽しみください。

中村自然農園のリンゴをお届けします。

 毎年恒例となってきましたが、安曇野市三郷で除草剤や化学肥料を使わずに美味しいリンゴを作っている中村自然農園のリンゴを今年もおすそ分けします。「もっと食べたい!」という方は中村自然農園の方にリンゴの注文をお願いできれば、と思います。今季は豊作のようでまだ注文できるそうです。また、美味しいリンゴジュースもあります。同じく安全な作物を作ろうとがんばっている農家として応援よろしくお願いします。

そろそろカボチャも終わりです。

 くさぶえ農園のカボチャは収穫後、おけばおくほどネットリとして美味しくなる冬至カボチャです。皮がかたくて調理するのに苦労している方もいるかと思いますが、そのかたさのおかげで貯蔵性がいいカボチャです。そのカボチャも冬至を過ぎ、そろそろ茎の切り口や傷などから腐りが出てきました。今週、来週あたりで今季のカボチャは終わりとなります。

 来シーズンは、ミニカボチャなども作ってみたいな、と考えています。ご期待ください。

旬をおいしく  野沢菜漬け

 まだまだそのまま食べても美味しい野沢菜漬けですが、そろそろ酸味が少しずつ出てきました。古漬けになってきた野沢菜漬けを、信州では調理して食べることが多いです。今回紹介するように甘辛く煮て、箸休めやお茶うけにしたり、おやきの具にしたりすると一味違った味わいが楽しめます。

野沢菜漬けの甘辛煮

材料

 野沢菜漬け 200~300g
 だし汁 適量
 砂糖 大さじ1~1・1/2
 しょう油 小さじ2
 みりん・酒 各大さじ1
 ゴマ 適宜

作り方

  1. 野沢菜漬けは3~5cmの長さに切り、水に放ち、塩抜きをする。
  2. 鍋に野沢菜漬けを入れ、ひたひたのだし汁(水でも可)で煮る。野沢菜漬けが程よく柔らかくなったら、調味料を加える。味付けは好みで調節してみてください。煮る時、好みでゴマ油を少々加えると風味良く仕上がります。
  3. 器に移し、ゴマをふったら出来上がり。
通信くさぶえ 346号

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